大人気クラブはどこだ!欧州観客数ランキング17位。スペインで異色の存在!? 異例の観客数アップの背景とは
欧州主要リーグの2023/24シーズンは間もなく折り返しを迎える。各クラブに紆余曲折がある中で、最も多くの観衆を動員しているクラブはどこなのか。UEFA(欧州サッカー連盟)に所属しているクラブのリーグ戦でのホームゲーム入場者数を集計してランキング形式で紹介する(データは『transfermarkt』を参照。12月12日現在)。
17位:レアル・ベティス(スペイン) ホームスタジアム:エスタディオ・ベニート・ビジャマリン(収容可能人数:6万721人) 平均入場者数:5万1634人 17位には、17年夏に完了したエスタディオ・ベニート・ビジャマリンの改修工事に合わせて、バリアフリー化を進めるなど、「誰もがサッカー観戦を楽しめる環境づくり」に取り組むレアル・ベティスがランクインした。 このバリアフリー化やチームが上位争いを演じるようになったことも相まって、ホームゲームに集まるサポーターの数は増え続けている。実際に平均入場者数を昨季と今季で比較をすると、4万9986人から5万1634人に増えている。 レアル・ベティスは今年の2月に、名前と背番号を点字で表記したユニフォームを着用して障がいを持つ人々と入場するイベントを開催するなど、世界的にも注目を集める行事を定期的にエスタディオ・ベニート・ビジャマリンで行っている。ラ・リーガのクラブの観客数が年を重ねるごとに減少傾向にある中で、増えているのは、こうした取り組みの効果のおかげだろう。
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