【動画を見る】豪雨・線状降水帯・台風・猛暑・大雪・・・2023年も色々あった日本の天気 気象衛星ひまわりが捉えた「雲の動き」 1年分を10分で振り返り
線状降水帯による猛烈な雨や台風による大雨が原因となった大雨特別警報、強烈寒波に記録的な猛暑など・・・2023年も色々あった日本の気象。 【画像で振り返る】台風・線状降水帯・梅雨前線・JPCZによる大雪・・・気象衛星が捉えた2023年の雲の動き 22日に気象庁が発表した「2023年の天候まとめ(速報)」や、1年分の気象衛星ひまわり画像を見ながら、この1年の天気を振り返ってみてはどうでしょうか。 ■日本の年間平均気温は史上最高を大幅に更新 ぶっちぎりの高温に 春から秋にかけて気温の高い状態が続き、低温は一時的だったため、年平均気温は全国的に 高く、特に北・東・西日本でかなり高かった。 1946 年の統計開始以降、北・東日本は春・ 夏・秋の3季節連続で季節平均気温が 1 位の高温となり、西日本では夏の平均気温が 1 位タイ の高温となった。北・東・西日本では、年平均気温が1位の高温となる見込みである。 また、春から秋にかけて高気圧に覆われやすく、晴れた日が多かったため、年間日照時間は 北・東・西日本日本海側と北・東日本太平洋側でかなり多く、西日本太平洋側と沖縄・奄美で 多かった。 一方、夏は、梅雨前線や台風第 6 号、第 7 号などの影響により、記録的な大雨とな った所もあった。 なお、冬(前年 12 月~2 月)は、全国的に寒気の影響を受けやすい時期と受けにくい時期 が交互に現れた。冬の平均気温は、寒気の影響を受ける時期があった北日本で低かった一方、 暖かい空気に覆われやすかった沖縄・奄美で高かった。 ■秋は西日本太平洋側で記録的な少雨傾向 秋は西日本太平洋側で記録的な少雨多照となった 東・西日本太平洋側と沖縄・奄美では、秋雨前線や低気圧、台風の影響を受けにくく、高 気圧に覆われて晴れた日が多かったため、秋の降水量はかなり少なく、秋の日照時間はかなり多かった。 特に西日本太平洋側では、秋の降水量平年比が48%、秋の日照時間平年比が120% となり、1946年の統計開始以降、秋として1位の少雨及び多照となった。
中国放送
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