釧路観光マップ ポケットサイズに ガイドの会作製、22日から配布
北海道釧路市の釧路観光ガイドの会(木村浩章会長)は、釧路市内と釧路湿原、丹頂鶴を紹介する新たな携帯地図を作製し、22日から幣舞観光ガイドステーションと釧路駅の観光案内所を訪れる旅行客らに配布する。地図には各観光スポットの写真や詳細な情報を提供するQRコードも取り入れ、高い利便性を備えている。 これまで同会は、釧路観光コンベンション協会が作製したB5サイズの釧路ガイドマップを配布していた。しかし、飲食店の広告もふんだんに掲載され、大きさもそうだが厚め。「観光客から、ポケット入ってさっと開いて見られる一枚ものの地図をという要望が多かった」と木村会長。このため同会で出費し、携帯地図を作製した。 地図はA3サイズだが、手帳サイズにまで折り畳むことができる。表は市内全体の地図で、ホテル、旅館やコンビニ、レンタカー、駐車場などの施設を記入しているほか、QRコードで縮小、拡大ができる地図、写真や詳細な情報を得ることができるウェブサイトに移動でき、石川啄木歌碑と毛綱毅曠建築物のQRコードもある。 裏面は釧路湿原・丹頂鶴ガイドマップ。釧路市だけでなく、釧路町と鶴居村の関係する観光スポットを網羅し、そのすべてに写真と詳しい情報を見ることができるQRコードが付いている。携帯地図は3000部印刷しており、「一枚もののコンパクトな地図だが、情報はいっぱい」(木村会長)と観光客の利用を期待している。
釧路新聞