【速報】交際相手の女ら2人を強盗致死などの罪で起訴 江別・大学生集団暴行死事件 札幌地検
北海道江別市で男子大学生が集団暴行を受け死亡した事件で、札幌地検は交際相手の女ら2人を強盗致死などの罪で起訴しました。 【画像】交際相手の女ら2人を強盗致死などの罪で起訴 江別・大学生集団暴行死事件 札幌地検 強盗致死と詐欺などの罪で起訴されたのは、八木原亜麻被告(20)と川村葉音被告(20)の2人です。
起訴状によりますと2人は共謀の上、10月25日、江別市の公園で千歳市の大学生、長谷知哉さん(20)に対し、腹部や顔面などを複数回にわたり殴るなどの暴行を加えました。 さらに長谷さんから金品を奪おうと考え、「全部出せ。全額」「クレジットカードもな」「銀行カードあんのか」などと脅して、頭部や腹部などを複数回足で踏みつけるなどの暴行を加え、現金2千数百円とクレジットカード1枚、キャッシュカード1枚が入った財布などを奪ってキャッシュカードの暗証番号を聞き出し、外傷性ショックにより死亡させたとされています。
2人は、奪ったクレジットカードを使用して、25日に江別市内のコンビニエンスストアで弁当やタバコなどを繰り返し購入した詐欺の罪でも起訴されました。 また川村被告は26日、札幌市白石区のコンビニエンスストアで長谷さんのキャッシュカードを使いATMから現金12万7000円を引き出した窃盗の罪でも起訴されています。 この事件では、長谷さんと交際していた八木原被告と川村被告のほかに、16歳から18歳の少年4人が、傷害致死や強盗などの疑いで逮捕されています。
捜査関係者によりますと、暴行中に撮影された動画には一部の容疑者が長谷さんと八木原被告の交際を巡るトラブルについて因縁をつけ、無理やり謝罪させている様子が映っていたということです。 八木原被告と川村被告は傷害致死や強盗などの疑いで逮捕・送検されましたが、札幌地検は、より刑罰の重い強盗致死罪を適用しました。 2人の認否については明らかにしていません。