レトロリロン涼音「自分の人生の正解を掴めるようなタイトルにしたい」ニューEP『ロンリーパラドックス』への思い
――『ロンリーパラドックス』に込められた思い
こもり校長:このEPのタイトル『ロンリーパラドックス』には、どういう意味が込められていますか? 涼音:『パラドックス』は“逆説”という意味があるんですけど、『ロンリー』は“1人”、“孤独”という意味で……正しいと思っていることが間違っていたり、間違っていると思っていたことが実は正しい、というのが逆説の意味で。この「TOMODACHI」という曲を書きながらふと人生を振り返っていて、固まってきた価値観みたいなものが自分の中であったんです。 「これって必要かな」とか考えていくうちに、自分がいままで合っていると思っていたことが間違っているかもしれないし、間違いだと否定してきたことに救いがあったり……みたいなこともあったので。自分のそういう価値観をあらためて探し出すというか、自分の人生の正解を掴めるようなタイトルにしたいな、と思って『ロンリーパラドックス』にしました。
――リスナーの感想メッセージ
【レトロリロン先生大好きです! 『ロンリーパラドックス』聴きました! 僕は「TOMODACHI」を最近めちゃくちゃ聴いてます! 朝学校に行く前など、しんどいときによく聴いています。常に今と戦っている感じがして、明るい感じの曲でも聴いていると涙が出てきます】(16歳) レトロリロン:ありがとうございます! COCO教頭:私も最初に聴いたときは、聴きなじみがよくていいなと思っていて……歌詞を見ると、けっこうさらけ出しているじゃないですか。 涼音:そうですね(笑)。 COCO教頭:自分は認めたくない(自分が悪いことでも「悪い」と思いたくない)というさきほどのお話も、誰しもが持っていることだと思うので。私だけじゃない、と安心できました。生徒(リスナー)のみんなにも届いていると思います。 レトロリロン:ありがとうございます!