センバツ21世紀枠 県推薦、花巻農を表彰 「とにかく楽しむ」 /岩手
来春の第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の21世紀枠県推薦校に選ばれた花巻農の表彰式が27日、花巻市の同校で開かれた。瀬川龍太主将(2年)は「今年は新型コロナの影響で野球をする期間が少なかった。甲子園に行けたらとにかく楽しみたい」と意気込んだ。 【真夏の熱闘】交流試合の写真特集はこちら 花巻農は秋季県大会で4年ぶりにベスト4に進出した。10年以上にわたる地元のJR花巻空港駅でのあいさつ運動や、専門高校の技能を生かして作成した門松を東日本大震災の被災自治体に寄贈する活動も評価された。 チームはこの冬、体力作りと打撃力の向上に力を入れる。同校の佐々木貴大監督は「活動が評価されてうれしい。地域の活力になれば」と語った。 21世紀枠は12月11日に全国9地区で各1校の候補校に絞られ、21年1月29日に3校が選ばれる。【山田豊】