まさにいま、日本株に新しい「投資チャンス」のシグナルが点灯中…!大暴落後の日本株の回復の特徴をプロが分析して見えた!「格安銘柄」の恐るべき実力
新しい「投資チャンス」のシグナル
日経平均株価が大暴落して、はや3週間が経過した。その間、株価は予想以上に早い回復を見せているが、ここにきて新しい投資の「最適解」がはっきりと見えるようになった。 【一覧】高配当なのにバーゲンセール状態…!いま狙い目の「33銘柄」はこちら! 優良行配当利回りに投資チャンスのシグナルが現れているのだ。 今回は、いまの株式市場の動向を加味したうえで、新しい投資チャンスについて考えていこう。まずは、この数週間を詳細に振り返ってみたい。 8月5日に史上最大の下落位幅を記録した直後に、一転して史上最大の上昇幅を記録して以降も、日本株市場は不安定に騰落を繰り返している。 2008年のリーマン・ショック時に、運用会社の株式トレーダーとしてリアルタイムで株式市場を眺めていた筆者としても、今回の乱高下はそれに匹敵するか、それ以上の暴れ振りであったように感じられる。現在のマクロ環境は金融危機とはかけ離れた状態ながらも、それと同じレベル感で凄まじい大混乱であった。 そんな嵐のような相場もやや落ち着きを見せたかのように感じられるが、様々な投資戦略が一夜にして真逆に大きく引き裂かれる悪夢のような相場が残した傷跡は、依然として大きい。 相場が堅調に推移し、日経平均株価が高値を更新し続けて楽観的な見方が大勢を占めていた初夏の段階と比べると、物色も銘柄の状態も大きく変容してしまったように見受けられる。
回復率は90%を超えた!
たとえば、日経平均株価は、史上最高値の4万2224円を付けた7月11日の終値を天井、歴史的な急落となった8月5日の終値の3万1458円を底として考えた場合、8月23日時点ではすでに64%も値を戻していることになる。いわゆる半値戻しを易々と達成している計算だ。 また、仮に急落前の7月31日の終値である3万9101円を天井とすれば、その回復率は90%超だ。 図:乱高下前後の日経平均株価と急落後の回復率 言い換えれば、相場全体の数字だけを見ると、気が付けば今回の大混乱はほとんど「存在しなかったこと」になっている。 しかし、日々相場や銘柄の動きを眺めている方にとっては、何か違和感を覚えないだろうか。相場が上昇していた時に比べて、何か高揚感というか、相場に対する期待感などが欠如していると言わざるをえない。 それもそのはずで、個々の銘柄を見れば、ほとんどの銘柄が市場全体の高値を付けた時点の株価から戻っていない状態にある。
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