【データが語る】磐田ジャーメインが10得点一番乗り クラブでは98年中山雅史に次ぐスピード到達
<明治安田J1:磐田2-0町田>◇第10節◇27日◇ヤマハ ジュビロ磐田のFWジャーメイン良(29)が今季10ゴール目を決め、シーズン2桁得点一番乗りを果たした。27日のFC町田ゼルビア戦で1-0の後半25分にPKでゴール。今季は開幕から10試合全てにフル出場し、自身初となるシーズン10ゴールを達成した。 磐田でJ1リーグ戦2桁得点一番乗りは、95年のFWスキラッチ(チーム13試合目)、98年のFW中山雅史(同7試合目)、03年のFWグラウ(同12試合目)に次いで21年ぶり4人目。チーム10試合目での到達はクラブでは98年の中山の7試合目に次ぐスピード達成となった。 98年の中山は最終的に27試合の出場で36ゴールを挙げて得点王を獲得。他にもMF藤田俊哉が17点、MF奥大介が12点などチームはJ1の年間最多記録となる計107得点をマークした。中山のチーム内得点比率33・6%だったが、今季のジャーメインはチーム15得点中10点で、同比率は66・7%。ゴールを量産する29歳レフティーにかかる期待は大きい。 ◆J1の年間2桁得点一番乗り(★は最終得点王) 年 選手名(所属) 93 アルシンド(鹿島) 94★オッツェ(市原) 〃 アルシンド(鹿島) 〃 トニーニョ(清水) 95 スキラッチ(磐田) 96 長谷川祥之(鹿島) 〃 エジウソン(柏) 97 永島昭浩(神戸) 98★中山雅史(磐田) 〃 森島寛晃(C大阪) 99 バロン(市原) 00 森島寛晃(C大阪) 01★ウィル(札幌) 02 エメルソン(浦和) 03 崔龍洙(市原) 〃 グラウ(磐田) 04★エメルソン(浦和) 05 大黒将志(G大阪) 06★マグノ・アウベス(G大阪) 07 ウェズレイ(広島) 08★マルキーニョス(鹿島) 09 ダビ(名古屋) 10★ケネディ(名古屋) 11 玉田圭司(名古屋) 12★佐藤寿人(広島) 13★大久保嘉人(川崎F) 14★大久保嘉人(川崎F) 15 宇佐美貴史(G大阪) 16★ピーター・ウタカ(広島) 17 興梠慎三(浦和) 18 パトリック(広島) 19 ダビド・ビジャ(神戸) 20★オルンガ(柏) 21★レアンドロ・ダミアン(川崎F) 22 上田綺世(鹿島) 23★大迫勇也(神戸) 24 ジャーメイン良(磐田)