【ホープフルS】17番人気ファウストラーゼンが3着で波乱演出 杉原誠人騎手「これからが楽しみです」
12月28日の中山11Rで行われた第41回ホープフルステークス(2歳オープン、牡・牝、GI、芝2000メートル、馬齢、18頭立て、1着賞金=7000万円)は、北村友一騎手の1番人気クロワデュノール(牡、栗東・斉藤崇史厩舎)が中団追走から抜け出し、無傷の3連勝で2歳中距離王の座に就いた。タイムは2分0秒5(良)。 17番人気のファウストラーゼンは、後方2、3番手追走も、向こう正面半ばで一気に動いて先頭のジュンアサヒソラに並びかける。4コーナー過ぎで先頭に立つと粘りの走りで3着を確保し、3連単29万円超の波乱を演出した。 ◆杉原誠人騎手「(1週前)追い切りに乗ってチャンスがあると思っていました。スタートしてから挟まれて思ったより後ろのポジションになってしまいましたが、持ち味を生かすために向こう正面から上がっていきました。直線で1頭になって踏ん張りにくいシチュエーションになったのがもったいなかったけど、勝ち馬にかわされてからもしぶとかったですし、ブリンカーも効いたと思います。スタミナや能力はあるので、これからが楽しみです」