【THE RAMPAGE・川村壱馬】が「天にも昇る気持ち」を感じた瞬間とは?
川村壱馬の連載『I am K』。「結局最後は、こだわりのあるヤツが勝つんだと僕は思う」――インタビュー中、さらりとそんな名言を口にした。自他ともに認める“こだわり野郎”( ※オタクともいう)川村壱馬が、自身の偏愛する対象を、ビジュアル&ワードで可視化する連載第1回。 【THE RAMPAGE 川村壱馬】ライブへのこだわりを語る!
ライブ
壱馬といえばTHE RAMPAGEのヴォーカル! 壱馬といえば歌って踊る驚天動地のパフォーマンス! 現在は、3年半ぶりに声出しOKとなったライヴツアーの真っ最中だ。連載一回目は、今の壱馬がこだわり続ける「LIVE」について。ステージの楽屋で、これから勝負に打って出ようとする瞬間の壱馬を再現してもらった。 ライヴでは、視覚と聴覚がフル回転して、お客さんからの尋常じゃないエネルギーをキャッチできるんです 今、絶賛ツアー中なんです。2020年に全国アリーナツアーで静岡と三重を回って、その後の公演がすべて中止になって以来、声出しOKで会場いっぱいのお客さんと会えた単独ライヴは3年ぶり。最初に歓声を聞いたときは、「これだぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」と(泣)。実は、その前から、先輩のバックについていたときの、オープニングのゾクゾクするような感動をイメージして泣きそうになってたんです。でも実際は、想像よりももっとあったかくて、もっと迫力があって。声の一つ一つが、全身に刺さって体が浮遊していくような、不思議な感覚がありました。たぶんあれが「天にも昇る気持ち」ってやつです(笑)。 今年の3月かな? 三代目(J SOUL BROTHERS)の臣(登坂広臣)さんと飲んだときに、先輩たちはもう声出しOKのライヴを何本か終えていて、「本当にやばいよ」「歓声があるとないとじゃ全然違う」って話を聞いてたんです。で、ある程度イメージはしてても、最初に俺が喰らった衝撃は、そのイメージを遥かに超えましたね。そもそも、ライヴって、五感が活性化するものだと思うんです。五感の中でも特に視覚と聴覚がフル回転して、超常的なエネルギーをキャッチするから、普段以上の力が出せる。去年の「RAY OF LIGHT」のときより、今年のほうがフィジカル的にキツイ構成になっているのに、思った以上に動けて、楽しめてる感じがするのは、間違いなく、お客さんの歓声のおかげです。