90歳の今も進化する「ソフィア・ローレン」40代~現在の“生涯現役”な美貌とスタイルを振り返り
イタリアの伝説の俳優、ソフィア・ローレンが90歳に。2023年のベネチア国際映画祭に出席したほか、2024年3月には「ダミアーニ」の100周年記念パーティに足を運ぶなどその行動力にただただ感服するばかりです。40代~80代のソフィア・ローレンの美貌を振り返ります。
1976年 41歳
映画『カサンドラ・クロス』のひとコマ。眉はどんどん細くなり、退廃的なムードが加速。センター分けのボブヘアは、髪全体にカールを加えソフィアらしくゴージャスにフィニッシュ。なおこの年には、日本で「ホンダ」のミニオートバイ、ロードパルのCMに出演。CM内のセリフ『ラッタッタ』が流行語に。
1979年 44歳
タフガイとして人気を博した名優、ジェームズ・コバーンとのアクション映画『リベンジャー』でのひとコマ。世界的な麻薬組織に立ち向かう美女役を演じている。ざっくりとラフなウエーブヘア、作り込みすぎないナチュラルなメイクに、ウーマンリブのムードが映し出されている。
1988年 53歳
ローマのアメリカ大使館でのパーティで、マイケル・ジャクソンとの豪華な2ショット。世界的スターどうし、世代を超えた親密さが垣間見える。50代半ばのソフィアは、80年代らしいボリュームパーマをかけながら、メイクはミニマル志向に。眉はほとんど描かず、細めのアイラインとマスカラのみ。
1995年 60歳
ゴールデングローブ賞の助演女優賞を受賞した映画『プレタポルテ』では、還暦間近とは思えない圧巻のボディを披露。大きなハットに胸元が大きく開いたドレスの着こなしが、話題を呼んだ。モノトーンカラーの目元とヌーディなリップが、成熟した大人の魅力を際立たせている。
1999年 64歳
第71回アカデミー賞授与式に、プレゼンターとして登場。ダイヤの輝きに負けないくらい、磨き上げられたデコルテが印象的。自身、時代を牽引した60年代のメイクを彷彿とさせる、細く流麗な眉をキープ。
2006年 71歳
イタリア・トリノで行われた冬季オリンピックの開会式に、国民的俳優として登場したソフィア。ホワイトのワントーンコーデ、シャイニーなアイシャドウと青みピンクのリップが、若々しくキュート!