【シリーズ 初夏の味覚】錦江湾のイサキは今が食べごろ 海宝館 鹿児島市
鹿児島テレビ
KTSライブニュースではシリーズで鹿児島県内の初夏の味覚をお伝えしています。今回は海の幸に注目しました。海産物を取り扱っている鹿児島市の物産館で、この時期、おすすめの魚を教えてもらいました。 鹿児島市の谷山漁協が運営している七ツ島海宝館です。 錦江湾を拠点とする六つの漁協の協力で、漁業者から直接仕入れた魚を販売しています。 市場価格より2割ほど安く、その日水揚げされた魚を館内でさばいて、そのまま店頭に並べるので鮮度もバッチリです。 そんな海宝館がこの時期におすすめするのが、錦江湾でとれたイサキです。刺身もよし焼いてもよし、いろんな楽しみ方ができるそうです。 ちなみに刺身も3種類あります。 七ツ島海宝館・純浦裕一店長 「皮目を焼く焼霜造り、薄く切る薄造り、皮に湯をかける松皮造り。(イサキは)その3種類で食べたりする」 皮目を焼いて香ばしさを楽しむ焼霜造り。 イサキそのものの味を楽しむ薄造り。 そして、松皮造りは皮に湯をかけることで身が引き締まるといいます。 この時期はイサキのほかゴマサバやキビナゴも旬だといいます。 ひたすら鮮魚をさばく純浦さん。魚を新鮮な状態で食卓に届けるために意識していることは・・? 「手の温度でも魚はやけどするぐらいデリケートなので、魚になるべく触れないよう気を付けている」 海宝館では購入した魚を無料でさばいていて、その様子を見学することもできます。 店を訪れた人も興味津々の様子で作業を見守っていました。 来店した人 「包丁を2本3本と使い分けて、さすが手際がいいということは、調理する時間が短い。魚も傷まないし、おいしいと思う」 新鮮で安い、地元でとれた魚。食卓を楽しく彩ってくれる初夏の味覚です。
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