クルトワが再びベルギー代表でプレイする日はくるのか テデスコ体制が続く限りは戻らない可能性が高く
レアルの方ではハイパフォーマンスを見せているだけに……
怪我で離脱していた影響もあるが、レアル・マドリードGKティボー・クルトワが最後にベルギー代表でプレイした日から1年半が経った。 クルトワはベルギー代表でも102キャップを記録してきた絶対の守護神だったが、最後のゲームは2023年6月のオーストリア戦まで遡る。怪我の影響に加え、現在チームを指揮するドメニコ・テデスコとの折り合いが悪いと言われている。現在はレアルでハイパフォーマンスを見せているが、テデスコ体制の間は代表でプレイしない考えなのだろうか。 ベルギー『HLN』によると、クルトワはもう少し良い形でベルギー代表でのキャリアを終えたいと考えているようで、いつかは復帰する考えがあることを仄めかしている。しかしテデスコ体制の間は戻る可能性が低いと見られており、同メディアはいつまでテデスコ体制が続くかで状況が変わってくると見ている。 今夏のEURO2024ではベスト16でフランス代表に敗れたが、グループステージでもスロバキアに敗れるなどテデスコへの評価は微妙なところだ。現在のネーションズリーグでも9月のフランス戦を0-2で落とし、今月のイタリア戦は2-2のドロー、フランスとの2度目の対戦は1-2の敗戦で終わるなど、テデスコがベルギー代表に成功をもたらす指揮官かは分からない。 レアルで良いパフォーマンスを見せているクルトワを代表で起用できないのは痛手だが、ベルギー代表サポーターはレアルで戦うクルトワをどのような思いで見ているだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部