闇バイトによる犯行で札幌市南区の空き家から指輪などが奪われた事件で、実行犯を現場まで送ったとして逮捕されたタクシー運転手の男が、犯行現場の下見もしていたことが新たにわかりました。 札幌市北区のタクシー運転手・三田兼輔容疑者は先月、神奈川県の鈴木陸容疑者と共謀し南区の空き家から指輪などを盗んだ疑いがもたれています。三田容疑者はタクシーで鈴木容疑者を現場まで送ったとされています。 警察の調べに三田容疑者は「指示役からの指示で現場の家に電気がついているか確認した」と話し、現場の下見も担当していたことが新たにわかりました。また、鈴木容疑者に対し犯行に使うハンマーの購入費として２０００円を送金していました。 三田容疑者は「下見は闇バイトの一環で犯罪になると思ったが金が欲しかったので『まあいいか』と軽く考えた」と供述しています。