認知症見守りステッカーを手にする新田会長（右）と佐々木所長

　認知症見守りステッカープロジェクトに取り組む福島県いわき市の小名浜地区中地域ケア会議は１０日、市内小名浜を中心とした飲食店でつくる磐城料飲業会といわき東地区みかじめ料排除協議会にステッカーを交付した。 　同料飲業会８２店舗と同協議会の約５０事業所の玄関に貼りだしてもらい、早期に地域の認知症患者やその家族が相談しやすい環境づくりを目指すことを目的としている。 　交付式は小名浜の柘榴（ざくろ）で行われ、新田秀二オーナー（両団体会長）へ、ステッカーが手渡された。ケア会議の事務局を務める小名浜地区保健福祉センターの佐々木とも子所長が立ち会った。 　ステッカーには認知症の相談窓口につながるＱＲコードが付いている。 　プロジェクトやステッカーに関する問い合わせは同福祉センターか、同支援センターへ。 （いわき版）