花巻東・佐々木監督も祝福 大谷翔平「うれしさと安堵と先輩方へのリスペクト」 前人未到「50-50」
岩手県奥州市出身でドジャースの大谷翔平選手が、日本時間9月20日のマーリンズ戦で、ホームランと盗塁の数で50本を超える歴史的な偉業を見事達成しました。 岩手県内も朝から感動と興奮に包まれています。 日本時間19日まで、48本塁打・49盗塁としていた大谷選手。 「50-50」達成に期待がかかる中、まずは盗塁を大台に乗せました。 第1打席、ツーベースで出塁すると、すぐさま盗塁を決め、試合開始早々シーズン50盗塁をマーク。 さらに第4打席にはライトスタンドの2階席へ特大の49号ツーランホームランを叩き込み、「50-50」に王手をかけます。 そして歴史的瞬間は7回に訪れました。 2打席連続のツーランホームランで、メジャーリーグ史上初のホームラン50本、盗塁50個の「50-50」達成となりました。 チームメートたちと抱き合い偉業達成の喜びを分かち合う大谷選手。 鳴りやまない観客の大谷コールに手を振って応えていました。 大谷選手は続く第6打席でも3打席連続となるホームランを打つなど、51本塁打・51盗塁とさらに記録を更新。 10打点の大暴れでチームを大勝に導き、ドジャースの12年連続となるプレーオフ進出も決めました。 試合の後、大谷選手はこう振り返りました。 大谷翔平選手 「うれしさと安堵と、それと同時に記録をつくってきた先輩方へのリスペクト。そういう気持ちで今はいます」 「勝ちにつながるいい打席を1打席でも多く積み重ねたいと思っていたので、そういう意味ではホームラン以外の打席もよかったと思う」 大谷選手の母校・花巻東高校では、男子硬式野球部の佐々木洋監督が教え子の偉業達成をたたえました。 花巻東 硬式野球部 佐々木洋監督 「大谷選手はとにかくゴールがないというか、どこかで満足をすることがないので、シーズン最後まで目いっぱい頑張るのではないか。時期が来たらお祝いしたいと思う」
岩手めんこいテレビ