「明日を綴る写真館」平泉成が映画初主演にしみじみ、佐野晶哉は「80歳になっても芝居がしたい」
映画「明日を綴る写真館」でメインキャストを務めた平泉成と佐野晶哉(Aぇ! group)のインタビュー映像が、YouTubeで解禁された。 【動画】平泉成、佐野晶哉のインタビュー映像はこちらから 同作は、寂れた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島武治と、彼の写真に魅了されて弟子入りを志願した若手カメラマン・五十嵐太一の物語。平泉が鮫島、佐野が太一に扮し、佐藤浩市、吉瀬美智子、高橋克典、田中健、美保純、赤井英和、黒木瞳、市毛良枝も出演した。 映像の中で、平泉は「60年、脇役ばかりをやってきたので(オファーが)来たときはうれしかったですね。台本を仏壇に飾って、親父とお袋に手を合わせました」と映画初主演をしみじみと喜ぶ。そして「佐野くんの芝居に、ほぼ80歳が泣かされて、胸がツーンと来ましたよ」「(俳優として)大きくなるんじゃないかなと思いましたね」と佐野に言及する。 佐野は「夢が広がるような素敵な出会いでした」「80歳になっても芝居がしたい(と思った)」と平泉と過ごした日々を振り返る。オファーが舞い込む2カ月前からカメラを趣味にしていたという彼は、祖母に頼まれて遺影に使う写真を撮った経験があると明かして「この作品を通して“その人の今を残すことの大切さ”は痛いほど胸に染みているので、元気なおばあちゃんの、孫やからこそ撮れる素敵な笑顔を、趣味になった大好きなカメラで撮れてよかった」と思いを伝えた。 あるた梨沙のマンガを「20歳のソウル」の秋山純が映画化した「明日を綴る写真館」は、6月7日より全国ロードショー。 (c)2024「明日を綴る写真館」製作委員会 (c)あるた梨沙/KADOKAWA