目の不自由な人が安全に横断できるよう秋田市中心部の交差点でスマートフォンを使ったシステム導入
秋田朝日放送
目の不自由な人が交差点を安全に横断できるよう、スマートフォンを使ったシステムが秋田市の交差点に導入されました。音声や振動で安全の手助けをします。 13日からシステムが導入されたのは秋田市の千秋公園入口交差点です。目の不自由な人を対象に説明会が行われました。 スマートフォンに専用アプリをインストールすると信号機に取り付けられた通信装置から情報が届きます。信号機の色や方向などを音声でリアルタイムに伝えるだけでなく、信号の色が変わるとスマートフォンが振動してより安全な横断を支援します。 このシステムは県内では2カ所目の導入で、県視覚障がい者福祉協会の要望から利用者の多いこの交差点に取り付けられました。ただ、システム1台が220万円と高額なため県警は他の場所への設置については今後検討を重ねていくとしています。
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