テレビ長崎

五島市でタカの仲間である「ハチクマの渡り」が見られ、野鳥の愛好家が観察に訪れています。 翼を大きく広げて秋空を悠々と飛ぶ「ハチクマ」です。 体調は約60センチ、翼を広げると幅は1メートル30センチほどになり、スズメバチや蜂の幼虫を食べることからこの名前がつきました。 五島市玉之浦町の大瀬崎は、ハチクマが冬を越すため大陸に渡る旅の最終中継ポイントでその姿を一目見ようと、展望台には全国各地から訪れた約40人の野鳥の愛好家が 集まりました。 福岡県から訪れた男性は「日本で一番ハチクマの渡りが見れるところ、数も多く、すごく魅力的」と話しています。 大瀬崎では毎年1万羽を超えるハチクマを見ることができ、海を渡る姿は今年10月上旬まで続くということです。