SBで海人に次ぐ存在となった笠原弘希（左）がONEに初参戦、OFGムエタイでウォラポンと対戦する

　2024年2月23日（金・現地時間）タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 53』にシュートボクシング日本ライト級王者・笠原弘希（シーザージム）の参戦が決定した。 【写真】ONE Friday Fightsで3連勝していたスーパーボールを豪快にKOした笠原 　笠原は2022年4月にSB史上初の三階級制覇を達成しているSB次期エース候補。昨年はムエタイ強豪との連戦が続き、2月にRWSライト級リーグ戦2連覇のラムナムムーンレック・ティーデットを撃破、4月にはSBで初導入されたオープンフィンガーグローブ（OFG）マッチに挑戦し、ONEで3戦している元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者ランボー・モー・ラッタナバンディットとバチバチの打ち合いの末に投げでシュートポイントを奪って快勝、11月にはONEで連勝中のスーパーボール・ティーデ99を1RでKOと“無双”の強さを見せてきた。 　前回倒したスーパーボールは、現ONEムエタイ世界フライ級王者ロッタン・ジットムアンノンの対戦相手候補として挙がっていたが、笠原がKOしたことが評価され今回のONEルンピニー参戦へとつながったという。 　対戦相手には、95戦79勝12敗4分の戦績を誇る21歳のウォラポン・ソー.デッチャパン（タイ）が用意された。笠原は「映像を見たところ、身体がイカツくてめっちゃガツガツ前に来るタイプの選手だったので、僕と手が合うなとは思いました。出場するだけでは意味がないし、どこまで自分が世界で通用するのかを試したい。KO勝ちすればかなりインパクトを残せるので、倒してKOボーナスも狙います」とKO勝利を予告している。