【ディズニー】『シンデレラ』継母らのフィギュア! 衝撃の逆下剋上
ディズニーのアニメ映画『シンデレラ』の継母と義姉たちをフィギュア化した「トレメイン家の肖像」が2024年9月下旬に全国の玩具店や量販店のカプセルトイ売場に登場する。作品の主役であるシンデレラはボーナスパーツ扱いになっている。 【関連画像】アップで確認!「トレメイン家の肖像」を見る(画像7点) 『シンデレラ』は1950年のディズニーによるアニメ映画。ヨーロッパの伝承を元にしたシャルル・ペローの『シンデレラ』が原作となっている。 実母・実父を喪った少女シンデレラは、継母であるトレメイン夫人とその連れ子ドリゼラとアナスタシアにいじめられ、召使いのように扱われていた。だがチャーミング王子の花嫁選びを兼ねた舞踏会が開かれることになり、シンデレラの運命は動き出す。 「トレメイン家の肖像」は、この『シンデレラ』の悪役であるトレメイン夫人と2人の義姉、飼い猫ルシファーを立体化したフィギュアのカプセルトイ。 昨今ディズニー作品の悪役達「ディズニーヴィランズ」が人気となっており、「トレメイン家の肖像」をリリースするタカラトミーアーツからもカプセルトイ「ガチャ」ブランドで数多くのアイテムが展開されている。だが魔女でも怪物でもなく超人的な力を一切持たないトレメイン家一党は、作品のメジャーさに比してアイテム化の機会が極めて少なかった。 タカラトミーアーツのディズニー担当者は「なんでトレメイン家のアイテムがないんだよ! これが製品化できたら担当を辞めてもいい……」という熱すぎる思いで「トレメイン家の肖像」に取り組んだという。 会社から「シンデレラ本人もラインナップすること」という条件が出されたため、シンデレラはボーナスパーツとして封入されている。このアイテムにおいてはトレメイン夫人たちこそが主役、シンデレラはオマケなのだ。下剋上的な要素を持つ物語『シンデレラ』の、さらに下剋上といった趣である。 開発者の情熱は仕様にまで及び、最大アイテムであるトレメイン夫人は全高約11センチ! 首はタカラトミーアーツの前身ユージンが1990年代末~2000年代に「SR」シリーズで多用していたボールジョイント型。さらに猫のルシファーには夫人たちのレア表情パーツも付属している。 ラインナップは、トレメイン夫人、ドリゼラ、アナスタシア、ルシファーの全4種。各全高約3~11センチ。トレメイン夫人のみ、入りきらないので一回り大きなカプセルが使用される。 ディズニーヴィランズのファン、トレメイン家一党のファンの方は、ぜひこの機会を逃さないでいただきたい。また、ボーナスパーツを組み合わせると完成する召使い姿のシンデレラも立体化されるのは非常に珍しい。シンデレラ本人のファンの方もぜひチェックを! (C)Disney
ライター ぬのまる