お正月の武道館では何を見せてくれるのだろうか

元『SMAP』のメンバーである稲垣吾郎（50）、草彅剛（49）、香取慎吾（46）の共同プロジェクト『新しい地図』が、来年１月１日と２日に初の東京・日本武道館公演『NAKAMA to OSHOGATSU（お正月）～2024年もよろしく！』を開催する。 【超貴重】すごい…！　移動中に隣り合ってスマホをいじる香取と草彅「仲睦良しツーショット」 ３人は旧ジャニーズ事務所を退社し、その直後の’17年９月22日に同プロジェクトが始動。’23年で６周年を迎えたことを記念し、ファンクラブ会員限定のイベントを武道館で開催する運びになった。 「『新しい地図』の名義で『72』『雨あがりのステップ』などの楽曲をリリースし、’19年２月から４月まで全国主要都市でファンイベントを開催。コロナ禍にはオンラインの無観客配信ライブを行うなどしていましたが、昨年12月から今年５月まではファンイベントを開催し、久しぶりにファンと交流しています。 これまで大みそかや正月にはABEMAのレギュラー番組の生放送特番を配信していました。しかし今回は６周年記念、そして初の武道館ということもあり、関係者の間では『正月から何か仕掛けてくるのでは』と囁かれています。イベントで何が起きるのかが注目されているのです」（レコード会社関係者） ３人が所属していた旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）は、創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題で、被害者に対する巨額の訴訟問題をまだ抱えている。所属タレントたちの受け皿となるべく、新たなエージェント会社『STARTO ENTERTAINMENT（以下スタート社）』が立ち上げられたばかりだ。かつて『SMAP』のマネージャーであり、現在、『新しい地図』が所属する事務所の代表をつとめるのは飯島三智氏（65）。彼女は旧ジャニーズの中枢にいただけに、これまで一部メディアが見解を問うべく取材を試みたが、決して核心に触れるような回答はなかった。芸能記者が言う。 「『新しい地図』の３人は旧ジャニーズを退所後、テレビ番組への出演はなかなかできませんでした。まるでテレビ各局が旧ジャニーズへ忖度したかのような対応に当初は苦戦しましたが、飯島氏の手腕もあり、どんどん旧ジャニーズの所属タレントもうらやむようなCMに次々に出演していった。 そんな中、’19年７月に旧ジャニーズがテレビ局に対し、３人を出演させないよう圧力をかけた疑いがあるとして、公正取引委員会が旧ジャニーズ事務所に注意処分を下したことが明らかになります。 そこから流れが変わり、NHKをはじめ民放キー局も３人を起用し始めた。飯島氏としては、ビジネスが成功しているだけに、古巣の窮地に余計なコメントするのを避けているようです。メンバー３人も取材会などで一切触れていません」 『SMAP』は’16年の大みそかでラスト公演などもないままに解散した。今年の大みそかでそれから７年の月日が経ったことになる。未だにファンは、たとえ一夜限りでもメンバー５人が再結成し、ステージに立つことを切望している。 現在、『SMAP』の元メンバーで旧ジャニーズに残留しているのは木村拓哉（51）のみで、中居正広（51）は’20年３月いっぱいで独立を果たしている。中居が独立したこともあってか、中居と『ダウンタウン』の松本人志（60）がMCを務めるバラエティー番組『まつもtoなかい』（フジテレビ系）の初回４月30日の放送に、香取慎吾がゲスト出演。中居と香取の６年ぶりの共演が話題になった。 「正月の武道館のイベントには、香取が番組に出演した”お返し”で中居が、そして、解散の日に木村を抜かした４人のメンバーと会合をしていたことが報じられた、元メンバーでオートレーサーの森且行（49）が駆けつけるのではないか、と言われています。いずれにせよ、『SMAP』のファンにとってはこれ以上ない〝お年玉〟になるサプライズ企画がありそうです」（同） そして、木村が旧ジャニーズに所属する限り実現が不可能と思われていた『SMAP』の再結成にも”希望の光”が差し込んだ。 今後、木村がエージェント契約を結ぶことになると思われるスタート社の社長に就任した福田淳氏（58）は、『文春オンライン』に掲載されたインタビューで『SMAP』の再結成について言及している。福田氏は、《みんなやりたいようにやればいいと思う。退所しても、事務所に戻りたかったら戻ればいいし、出たければ出ればいい。これまでその自由さがなかったことが問題だったんです。ビジネスモデルにフィットすることであれば何をやっても自由ですよ》と、再結成を許容する意向であることを明かしたのだ。 「再結成がない原因は、木村と香取の不仲だと言われています。２人が歩み寄れば、自ずとほかのメンバーたちも再結成に向けて心を１つにするはずです」（テレビ局関係者） これから再結成に向けて何らかの動きもあるのだろうか。まずは、正月の武道館のイベントで何が起こるのかが注目される。