忙しい社会人は「悩む」も時短!東大生が実践する科学的なお悩み解決法とは?
社会人にとって悩む時間は無用の長物。さっさと解決しよう
将来への不安や過去の行いに対する後悔、他人への劣等感など。日常生活においては何かしらの悩みが出てくると思いますが、そのネガティブな感情に引きずられて仕事がはかどらなかったり、家事が手につかなかったりするのは非常にもったいないことですよね。 【画像】まずは自分の「性格タイプ」を知ろう! もちろん、悩みがあるからこそ歌や小説、絵画といった芸術が生まれるという側面もあるでしょうが、生活のリズムを狂わせてしまう悩みは、何かと忙しい一般の社会人にとって無用の長物。さっさと消してしまいたい、というのが本音ではないでしょうか。 そんな思いを抱えている人におススメしたいのが、『「悩む」を時短する! 東大式感情コントロール術』というノウハウ本です。タイトルにあるように「悩む時間」の短縮を目指す本書は、多くの東大生が実践している科学的手法や、東大卒の勉強法デザイナー・みおりんさんのメソッドをベースに、悩みの具体的な解決法を紹介。人を性格別に4つのタイプに分け、それぞれに最適な解決法を提示していますので、まずは自分の性格を知ったうえで読み進めていくことをおススメします。 今回は、自分の性格タイプを知るための診断テストと、「劣等感・嫉妬・イライラ」の解決法について書かれた部分をご紹介します!
【劣等感の解決法】劣等感=悪いものという考え方は捨て、自分の短所を受け入れる
【劣等感に関する悩みの例】 すぐに人とくらべて劣等感をいだいてしまう うまくいっている友人や周りの人に嫉妬してしまう すなおに尊敬できない、そんな自分にもイライラしてしまう
【タイプAの解決法】劣等感=頑張るエネルギーととらえる
「この子は〇〇ができるのに、自分にはできない」「どうして自分はこんなこともできないのだろう……」などと悩んだ経験がある人もいるのではないでしょうか。 そんなときには、「できない」や「苦手」もまた、「できる」ことと同じように「魅力」の一つだと思うことです。自分は「できない」からこそ、できる人からたくさんのアドバイスをもらえたり、できる人のすごさを全力で伝えられたりするのではないか、と考えるようにしてみるのです。そう考えることで、気持ちが落ち着くだけでなく、周りに影響されすぎることなく、自分のペースで一歩ずつ努力を積み重ねられるようになっていきます。 そして、人とくらべて嫉妬心をいだき、そんな自分にイライラしてしまうということもまた、「できない」ことと同じように、たくさんの可能性を秘めた「力」だと思います。劣等感をいだいたり、イライラしたりしてしまう瞬間は悩みや負の感情におおわれたように感じてしまうかもしれませんが、劣等感や嫉妬心、イライラの中にはきっと、「自分もできるようになりたい」という気持ちがあるはずです。心のどこかにある「私もできるようになりたい」を隠そうとするからこそ、劣等感やイライラ、嫉妬心が生まれるのではないでしょうか。 すなわち、劣等感やイライラをいだけるということは、それだけ頑張れるエネルギーを秘めているということでもあるのです。「自分もできるようになりたい」という気持ちを隠さず、いだいた感情をそのままエネルギーに変えられたら、この悩みから少しだけ抜け出せるのではないかと感じます。