韓国レジェンドグループメンバー「撮影しないで」ファンに異例の要望 イベント後に寂しさ吐露
god(ジーオーディー)のメンバーであり、俳優としても活動するユン・ゲサンがファンに残した発言が、多くの共感と支持を集めていると17日、複数の韓国メディアが報じた。 【写真】元祖“国民的アイドルグループ”のgod ユン・ゲサンは最近、デビュー20周年を記念したファンイベント「LOG」を開催。ファンの熱い反響を呼んだ。しかし、ファンの高い満足度に反して、ユン・ゲサンは今回のイベント後にSNSで「寂しい思い」を吐露。ネットユーザーの関心を集めた。 ユン・ゲサンが言及したのは、公演中の撮影や、オンラインチャンネルなどによる、アップロード問題だった。「今回のファンイベントでは、ファンの皆さんとより近い距離で会いたかったんです。そのために、(イベントを)撮影しているスマートフォンを少し下ろして、公演に集中することを望んでいました。ファンの皆さんと、気楽にコミュニケーションすれば、本当に全員の記憶に残るイベントになるんじゃないかと思ったんです。本当に久しぶりの集いだったので」と、イベントの意味を強調。 続けて「しかし公演中、カメラを持っている姿や、イベントが終わるやいなや、すぐにYouTubeやインスタグラムに投稿されている映像を見て、気持ちが少し寂しくなりました。撮影を遠慮してほしいという告知が出ていることも知っているし、私も公演中に、何度も申し上げたと思うのですが、少し残念でした」と打ち明けた。 そして「次からは、そうしないでほしいと思って書き込みます。それ(撮影)をしないでください。私の願いを聞いてほしいです」と伝えた。 今回のイベントは、ユン・ゲサンが8年ぶり行った公式ファンイベントで、チケットの予約販売オープンと同時に、超高速で全席完売を記録。追加席が販売されるなど、ユン・ゲサンの変わりない人気を証明した。 何より、最近までgodのメンバーとしてコンサートステージでファンと呼吸を合わせてきたユン・ゲサンが、個人ファンイベントを行うということ自体、期待を高めていた。さらに、ユン・ゲサンの要望によりイベント企画が始まったと言われているだけに、自身もどれだけ待ち望んでいたのかが感じられる。 現在ユン・ゲサンの一連の文章が、オンライン上で大きな話題を集めているという。そしてネットユーザーの多くが「お願いされたら、聞いてあげようよ」「撮影したら、すぐに退場!」「スマホに(思い出を)入れないで、目で、心で、完全に入れられたら、どんなにいいだろう」「私たちの思い出を作ろうとしてくれた、お兄さん(ユン・ゲサン)の姿を撮る前に、もう一度、もう一度考えてほしい」「告知されてたのなら、守ろう」「成熟した公演文化ができますように」など、ユン・ゲサンの意見を支持する声を寄せていた。 これと同時に、現在の公演観覧文化に対する指摘も続いている。 (よろず~ニュース・椎 美雪)
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