ゲーム?それともスポーツ? おはじきサッカー、アジアカップ日本初開催
はじいた分だけ強くなる ワールドカップも夢ではない
ワールドカップ出場経験のある日本おはじきサッカー協会の代表理事・鴻井建三氏は「10年前に協会を立ち上げましたが、5年前、初めてワールドカップ(マンチェスター大会)に出場したことが転機になりました。海外とネットワークができ、いろいろな助けを得られた。アジアカップの日本開催もその成果です」と語る。 おはじきサッカーの醍醐味については、「はじいた分しか強くなれない。練習が大切で、戦術や相手の癖はリアルタイムで勉強していく。サッカーと同じマインドがあるんです。やがて日本でワールドカップが開かれる時代がきます。それが当面の目標です」
現在、日本の選手数は約100人。今後、全国にクラブチームを広げ、ワールドカップで戦えるような選手を育成していきたいという。興味のある方は、日本おはじきサッカー協会で検索し、公式サイトをご覧になってはいかがだろう。ワールドカップへの道が開けるかもしれない。 (取材・文・撮影:志和浩司)
【2017アジアカップ結果】 ●国別対抗戦 優勝:シンガポール 準優勝:オーストラリア 第3位:日本 ●クラブ対抗戦 優勝:SG Lions 準優勝:横浜OSC 第3位:桜木町TFC、ワイルド ブルーTFC ●個人戦 優勝:タン コック ウィー(シンガポール) 準優勝:ラファエル ロンバード (オーストラリア) 第3位:ベルナルド リン(シンガポール)、ロバート グリーン(オーストラリア)