去就はどうなる?今オフのFA宣言選手(5)満を持してのFA決断
2023年シーズンの全日程が終了し、オフシーズンに突入したプロ野球。ストーブリーグの中で大きな注目を集めるのが、フリーエージェント(FA)移籍だ。今オフFA権を行使した選手が公示。他球団との交渉が解禁されており。それぞれの去就が注目されている。そこで今回は、今オフにFA宣言した選手を紹介したい。
西川龍馬
・投打:右投左打 ・身長/体重:176cm/83kg ・生年月日:1994年12月10日 ・経歴:敦賀気比高 - 王子 ・ドラフト:2015年ドラフト5位 昨オフも去就が注目された西川龍馬だが、今オフはパシフィック・リーグ球団への移籍を目指してFA宣言した。 2015年ドラフト5位で広島東洋カープに入団すると、ルーキーイヤーから62試合に出場。2018年には三塁のレギュラー格となり、107試合出場で打率.309(規定未満)、6本塁打、46打点の好成績を残した。 翌2019年には外野手へコンバートし、打率.297、16本塁打、64打点の好成績をマーク。その後は故障に泣かされるシーズンもあったが、卓越した打撃技術で毎年安定した成績を収めている。 2022年は規定打席未達ながら打率.315、10本塁打、53打点と傑出した数字を記録。同年に国内FA権を取得したが、行使せず単年契約で残留した。 今季も打線の中心を担い、リーグ2位の打率.305をマーク。オフには熟考の末、国内FA権の行使を決断。新たな環境に身を置くべく、パ・リーグでのプレーを希望しており、複数球団の争奪戦が予想されている。
ベースボールチャンネル編集部