お宝をみつけてみせます!ノゾエ征爾脚本・演出で「死んだかいぞく」舞台化
絵本「死んだかいぞく」が舞台化される。 「死んだかいぞく」はイラストレーターで画家の下田昌克による絵本。腹を刺された“かいぞく”は、海の生き物たちに身に着けていたものや身体の一部を奪われ……。 【画像】ノゾエ征爾(他5件) 本作の舞台版で脚本・演出を手がけるのはノゾエ征爾。また、ノゾエとたびたびタッグを組んでいる田中馨が音楽を担当し、下田が美術・衣裳・小道具デザインを担う。 上演に向けてノゾエは「なんて美しいお話なのだと、そう深く魅了されたこの物語を、おこがましくも舞台化したいなどと思い続けて、こうして実現させていただける運びとなり、感謝と喜びに満ちております」「探検隊としてはこれ以上ない布陣と思われます。この夏、いい歳の者たちで汗まみれになって、きっとキラキラのお宝をみつけてみせます」とコメント。 かいぞく役を演じる山内圭哉は「ノゾエさんはじめスタッフの皆様、共演者の皆様と共に、この『死んだかいぞく』の世界を存分に堪能したいと思っております」と意気込みを語った。 公演は7月下旬に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 小ホールで実施されたのち、8月に国内ツアーが行われる。詳細は今後の発表を待とう。 ■ ノゾエ征爾コメント タイトルの通り、かいぞくが死ぬところから始まるわけです。なんて絵本だって? とんでもない。なんて美しいお話なのだと、そう深く魅了されたこの物語を、おこがましくも舞台化 したいなどと思い続けて、こうして実現させていただける運びとなり、感謝と喜びに満ちております。素晴らしい俳優さんと音楽家、スタッフさんも揃い、原作の下田さんも美術に衣装にと参戦してくださる。探検隊としてはこれ以上ない布陣と思われます。この夏、いい歳の者たちで汗まみれになって、きっとキラキラのお宝をみつけてみせます。 ■ 山内圭哉コメント まず殺されるところから始まり、奪われ続けていくだけのこの不思議な「死んだかいぞく」 という作品を、どのように舞台にのっけるのか? 原作ファンのみならず、かいぞくを演じさせていただく私自身とても興味があります。 ノゾエさんはじめスタッフの皆様、共演者の皆様と共に、この「死んだかいぞく」の世界を存分に堪能したいと思っております。 ■ 音楽劇「死んだかいぞく」 2024年7月下旬 埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 小ホール 2024年8月 国内ツアー □ スタッフ 脚本・演出:ノゾエ征爾 音楽:田中馨 □ 出演 山内圭哉