【速報】商品買い取りサービス装い“超高金利”でカネを貸したか 40歳会社社長逮捕 警視庁
日テレNEWS NNN
「先払い現金化サービス」と称して、商品買い取り業者を装い、実際には超高金利でカネを貸したとしてヤミ金融を運営する男らが警視庁に逮捕されたことがわかりました。 捜査関係者によりますとコンサルティング会社社長の萩原教章容疑者(40)らは、2022年5月から2024年2月の間、20~30代の男性3人に法定利息を大幅に超える金利でカネを貸し付けた出資法違反の疑いがもたれています。 萩原容疑者らは「買取キング」という商品買い取り業者を名乗り、「先払い現金化サービス」として客が持っている商品を査定し先払いで現金化できると宣伝していましたが、実際には現金を送金した後に客が商品の売却をキャンセルしたという設定でキャンセル料名目で日利1%~3%の高額な利息を支払わせる、悪質なヤミ金融業者だったとみられています。 「買取キング」のホームページでは“金融ブラック対応OK”などと記載し、多重債務者などをターゲットにして、申し込む際には顔写真付きの身分証を自身の顔の横に添えた写真を提出させていたということです。 返済が難しくなった被害者が警視庁に相談したことで事件が発覚し、これまでに約1600人に2億数千万円を貸し付けていたとみられています。 警察庁や金融庁によると商品買い取りを装った手口のヤミ金融では、申し込む際に提供した個人情報が悪用されるなど犯罪に巻き込まれる危険性もあるとしてこうした悪質な業者からカネを借りないよう注意を呼びかけています。 ■怪しい業者に関する相談窓口 金融庁金融サービス利用者相談室0570-016811受付時間平日10時~17時 警察各都道府県警察相談ダイヤル#9110