5分2R希望の三浦孝太「2R以内で勝ってしまえば関係ない」 MMAデビュー戦の皇治を迎撃【RIZIN.45】
「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で開催された。サッカーの元日本代表・三浦知良の次男、三浦孝太(BRAVE)が2R以内でのフィニッシュを約束した。 三浦は今回がMMAデビュー戦となる皇治(TEAM ONE)とRIZIN MMA特別ルール、5分2R、-65.0kg契約で対戦する。三浦は今年5月にYA-MANに敗れて以来の再起戦。7月にはタイのラジャダムナンスタジアムで3分3Rのエキシビションマッチを行っている。皇治は昨年4月の大阪大会で芦澤竜誠にキックルールで1-2の判定で敗れて以来の再起戦となる。 三浦は今回の試合のテーマとして「何が何でも勝つ。それは今までと変わらないんですが、今回、初めて平本選手が練習に誘ってくれて、出場するメンバーみんなで高め合えたので、そういう意味でチームで勝ちたいというのがテーマ」とBlack Roseの一員としての勝利を目指す。
試合については「試合の展開は皇治選手もキックボクシングはもちろん、フィジカルが強い選手。すごい厳しい、難しい試合になると予想している」と語ったうえで、皇治の警戒点として「寝技のスペシャリストの青木(真也)さんとかと練習している。結構、準備期間もあったのかなと思うので、その寝技のコーチ陣も含め、そういう部分はちゃんとやっているんだろうなと思っている」とグラウンド面を挙げた。 今回の試合は三浦陣営からの希望で5分2R、-65kg契約となったのだが、2Rを希望した意図については「それに関してはチームと相談した。他の方々のルールは5分3Rだが、ここは自分の意思も含めチームと話し合って、チームが出した答え」と語るにとどめた。体重に関しては皇治は普段は61.0kgで戦っていることから三浦に有利に働くと思われるのだが「通常体重も皇治選手とはそんなに変わらないと思う。体重差で勝つというよりスキルで勝つ。あとラウンド数も2R以内で自分が明確に勝っているという結果を見せてしまえば関係ないかなと思っている。そこも含め2R以内に圧倒的な勝利をつかもうと思っている。結果で見せれば関係ないと思うし、1Rで終わればそこはそこまでだしという感じ」と2R以内でのKOか一本勝ちを狙う姿勢を見せた。