カマラ・ハリス副大統領の「ファッション」に隠された3つの秘密...自国を象徴するコンバースへの愛も
ジャマイカ出身の父とインド出身の母をルーツに持ち、2020年に有色人種の女性として初の副大統領となったカマラ・ハリス。これからのアメリカ、そして世界を担う女性のひとりとして、その政治手腕はもちろん、彼女のファッションにも熱い視線が注がれている。 【写真】メラニア夫人がワースト...? 「炎上ファッション」で話題になった歴代ファーストレディたち 政治家にとってファッションは世間にどう自分を印象づけるかの大事なコミュニケーションツール。ハリスのようにこれまでの慣例に従わず、あくまで自分らしさを追求したスタイルは、人々の好感度を高めるポイントのひとつでもあるのだ。 そんな彼女を象徴するアイコニックなアイテムとしてしばしば目撃されているのが、ベーシックカラーのパンツスーツ、パールネックレス、そしてコンバースのスニーカー。彼女が愛用しているこの「三種の神器」から、自分の道を歩み続ける彼女のスタイルポリシーに注目してみよう。
“戦闘服”は意思を伝えるパンツスーツ
ハリスのトレードマークのひとつがテーラードのパンツスーツ。基本は2つボタンのシングルブレストでパンツはスリム、オフィシャルな場ではジャケットのボタンをひとつだけ留めて、足元はプレーンなパンプス。 スカートスーツではなく、絶対にパンツというところが彼女のこだわり。知的でアクティブという彼女のパーソナリティが、ともすればコンサバになりがちなパンツスーツを彼女流のシックなスタイルとして完成させている。政治家としての彼女を演出する大きな武器なのだ。
自国を象徴するコンバースへの愛
ハリスのスニーカールックは、彼女のフレッシュさとエネルギーをアピールしている。女性政治家がカジュアルなシューズを履いて選挙活動を行うなんてこれまでなかったといっていい。でも、ここでも彼女はファーストになった。
人生を共に歩んできたパールネックレス
肌身離さずといっていいほどハリスが多くのシーンで身に着けているのがパールネックレス。スーツ姿の胸元にエレガントな印象をプラスできるパールを選ぶのは計算されたファッションテクともいえるが、それだけでなくパールネックレスは彼女の人生を象徴する大事なパートナーでもあるのだ。 「最後まで意志を貫き通す」「柔よく剛を制す」などというパワーを持つと言われる黒真珠はまさにハリスにぴったり。リーダーとして彼女が力を発揮できるように導いてくれる存在なのだ。