台風5号は東北を横断中 新たに発生する台風の動向にも注意 世界の熱帯擾乱
ハリケーンシーズン 北大西洋で熱帯擾乱が発生しやすい状況続く
アメリカの国立ハリケーンセンターによると、北大西洋のプエルトリコの東で、今後、熱帯低気圧が発生する可能性があるとのことです。この熱帯擾乱により、リーワード諸島北部の一部では、現地時間13日から14日に大雨による鉄砲水や洪水、土砂崩れの発生、プエルトリコでは、14日から15日に洪水や土砂崩れが発生する可能性があるとのことです。 一方、太平洋東部や太平洋中部では、今後7日間は熱帯低気圧の発生はないとのことです。 北大西洋では、メキシコ湾からプエルトリコの東の海域にかけて、ハリケーンなど熱帯擾乱が発生しやすい状態が、8月の終わりにかけて続くでしょう。
インド洋の北部 向こう1週間はサイクロン発生の可能性なし
インド洋の北部ではアラビア海を中心に対流活動がやや活発になっており、発達した雲もみられます。ただ、近々、熱帯擾乱が発生することはなさそうです。 インド気象局によると、ベンガル湾やアラビア海で、今後7日間はサイクロンが発生する可能性はないとのことです。
日本気象協会 本社 白石 圭子