ビデオリサーチがアジアとアメリカで「日本のタレント・アーティスト」の人気度を調査、木村拓哉、宇多田ヒカル、LiSAなどが首位に
日本のアーティスト「人気度」TOP5
■東アジアでは「宇多田ヒカル」が上位。バラードが魅力のアーティストが支持されている 台湾、香港の1位をはじめ「宇多田ヒカル」が上位にランクインした。2022年に配信され、日本だけでなくアジアを中心に世界的に人気を集めたNetflixのドラマ『First Love 初恋』では、彼女の楽曲が使われており、作品の人気と比例していることも背景にあるようだ。 また、「宇多田ヒカル」のほかにも、バラードが魅力のアーティストが支持を集めていた。 ■東南アジアでは「AKB48」など各地で活動を展開するアイドルグループが人気 特にインドネシアやタイでは「AKB48」や「HKT48」の人気が高くなっている。アジア各地でのイベントや現地に姉妹グループ(BNK48、JKT48など)が存在していることにより、アイドル文化や音楽が人気を集めていることがわかる。 ■インド・アメリカではアニメ主題歌を歌う「LiSA」が上位。多様な音楽性への注目度が高い アニメ『鬼滅の刃』の主題歌を歌う「LiSA」が上位にランクイン。特にインドは2024年国内最大のアニメイベント「コミコン」が話題になるなど、アニメ映画やアニソンへの人気が高まっている様子が推察される。 また、アメリカは2016年に米ビルボード総合アルバムチャートで39位にランクインし、世界のメタルロックファンから支持される「BABYMETAL」が1位になるなど、日本のアニメやロック、ポップスといった異なる音楽スタイルが幅広く受け入れられている。 調査概要 調査期間/2024年7月17日(水)~7月25日(木) 調査地区/中国(北京・上海)、韓国、台湾、香港、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム(ハノイ・ホーチミン)、インド(デリー・ムンバイ)、アメリカ(N.Y・LA) 調査対象者/一定の世帯所得を有し、有料ストリーミングサービスプラットフォームの視聴が可能な男女15~59歳 有効標本数/1万2000サンプル(各国1000サンプル) ※男女各15~19歳/20~29歳/30~39歳/40~49歳/50~59歳各100s 調査手法/WEB調査 対象タレント数/タレント194名、アーティスト162組 質問内容/タレント・アーティストの認知・好意、利用動画配信サービス、日本の映画・ドラマ・バラエティー視聴経験と視聴方法 関連情報 https://www.videor.co.jp/ 構成/清水眞希
@DIME編集部