高校卒業も取材に応じず…韓国・紅白出場のガールズグループ「元メンバーの凄惨イジメ疑惑」戦慄の中身
韓国芸能界が注目する女性がいる。 ’22年12月のNHK紅白歌合戦に出場し日本でも人気のガールズグループ『LE SSERAFIM(以下、ルセラフィム)』の元メンバー、キム・ガラム(18)だ。ガラムは自身のイジメ疑惑により、同年5月の『ルセラフィム』デビュー直後に脱退。ソウル公演芸術高校に通い、活動を休止していた。しかし、今年2月7日に行われた同校の卒業式に出席し約1年7ヵ月ぶりに公の場に姿をあらわすと思われ、各メディアが報道を加熱させていたのである。ところが……。 ミニスカートで脚を大きく振り上げ…『LE SSERAFIM』「大胆パフォーマンス」写真 「卒業式には報道陣のためのメディアゾーンまで設けられたそうですが、ガラムが取材に応じることはありませんでした。注目度の高さに驚いたのかもしれません。芸術学校卒業後は建国大学メディア演技学科へ進学予定で、時期をみて本格的に芸能活動へ復帰するとみられます」(韓国紙記者) ガラムが人気ガールズグループからの脱退を余儀なくされたスキャンダルとは、どんな中身だったのだろうか。『FRIDAYデジタル』は、彼女のイジメ疑惑についてたびたび報じてきた。各記事から抜粋した内容を再録し、韓国芸能界を震撼させた大騒動を振り返りたい(内容は一部変更しています)――。 ◆デビュー前から噂が…… 騒動について詳しく伝える前に、『ルセラフィム』について簡単に紹介したい。 「活動を休止した男性アイドルグループ『BTS』の妹分として、’22年5月にデビューしました。当初から人気は圧倒的で、デビューアルバム『FEARLESS』は発売1週間で約31万枚を売り上げ、МVの再生回数は6400万回を超えました。メンバーには元『IZ*ONE』の宮脇咲良がおり、日本語の公式サイトもあります」(スポーツ紙担当記者) 華やかなデビューを飾った『ルセラフィム』に、出鼻をくじかれる騒動が起きたのはデビュー直後のことだ。ガラムの活動中止である。 「デビュー前からネット上で、ガラムがイジメをしていたという噂が立っていたんです。デビュー直前の4月に、同じ中学に通っていたAという人物が〈脅され精神的なストレスを受けた〉〈イジメが原因で転校した〉と投稿。ガラムが書いたとされる〈電話に出ないとぶっ殺すぞ〉という、メッセンジャーアプリのキャプチャー画像をアップしました」(同前) 所属事務所はAの投稿を否定。友人同士のトラブルが歪曲され、むしろガラムは被害者だと主張した。しかし『ルセラフィム』がデビューすると騒動は大きくなる。 「Aが証拠だとする文書をアップしたんです。『学校暴力対策自治委員会結果通報書』という書面で、中には〈加害生徒は1年3組キム・ガラム〉と書かれていました。報道陣の取材に、学校側は〈(文書の真偽を)答えられない〉と回答。明確に否定しなかったため、文書は本物ではないかという憶測が広がりました。 文書がアップされると、事務所は再び声明を発表します。ガラムが学校から処分を受けたことを認める一方、イジメは否定。トラブルは、Aがガラムの親友Bにイヤがらせをしたのが発端だと訴えました」(同前) 一連の騒動により、精神的ダメージを受けたガラムは活動を休止する。さらに所属事務所は7月に契約を解除。『ルセラフィム』はメンバーが1人減り、5人で活動することになった――。 「脱退後もガラムは、知人のSNSを通じて〈誰かに暴力を振るったことはない〉とイジメを否定。『ルセラフィム』に所属していた時期を〈夢のために戦っていた時間だった〉と、振り返っています。騒動はガラムにとって大きな挫折でしょう。芸術学校や大学で演技を磨きなおし、ゼロから再スタートするつもりのようです」(前出・韓国紙記者) 雌伏の時を経てガラムは見事な復活をとげられるだろうか。世界のファンは、彼女が再び華やかな舞台に立つ日を心待ちにしている。
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