与那国のアヤミハビル館、入館者7万人目は東京の菊池さん 日本一のガなど自然資料館 沖縄
与那国町の自然資料館・アヤミハビル館は15日、入館者7万人目を達成した。東京都からダイビングを目的に島を訪れた菊池信明さんが節目の来館者となった。 黄金のクワガタ発見 「金粉個体」マニアの高校生が研究 沖縄
海を目指して来島した菊池さんだが、この日はバイクで島を回っていた。立ち寄ったアヤミハビル館で偶然、7万人目の来館者となった。菊池さんは与那国島の動植物図鑑やゆかりの品々を記念品として受け取り、予期せぬ出来事に驚きながらも喜びをあらわにしていた。 アヤミハビル館は2002年に開館した。同館の杉本美華専門員は「日本最西端の与那国島には来るだけでも容易ではないはずだが、当館まで足を運んでくださった皆さまに感謝したい」と歓迎する。 来館のきっかけは皆さまざまとし、「館内を見て帰り際に『知らなかったことをいろいろと知れておもしろかったよ』と声をかけてくれることもあり、大変うれしく、励みになっている。これからも『ここに来ればヨナグニサンをはじめ島の生き物の魅力が分かる』と言ってもらえるように工夫し、取り組んで行きたい」と語った。
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