遠藤航はなぜマウスピースをするのか? メンタルに影響、歯を守る本来の目的だけではなかった
プレミアリーグ第18節、リバプール対アーセナルが現地時間23日に行われ、1-1の引き分けに終わった。この試合にフル出場したサッカー日本代表MF遠藤航は、試合前に掲載されたリバプール公式サイトのインタビューで、マウスピースを着用する理由を明かしていた。 【動画】攻守に躍動! 遠藤航のプレーがこれだ! リバプール対アーセナル 同サイトによると、シュトゥットガルト在籍時に日本人の歯科医と出会ったことがマウスピースをつけるきっかけになったという。遠藤は歯を守るというマウスピース本来の目的に加え、「これをつけるとファイターのように見えるので、ピッチに入るときにマウスピースをつけるだけでゲームモードのようになる」とメンタルの切り替えにも好影響をもたらしているようだ。 アーセナル戦ではチームトップとなるインターセプト2回、パス成功率もチーム2番目の88%を記録した(データサイト『Sofascore』より)。178cmの遠藤より大きな相手が並ぶプレミアリーグという世界最高峰の舞台でも、遠藤の武器であるデュエルの強さは際立っている。 現在は主に白いマウスピースを着用しているが、クラブカラーに合わせて日本代表では青、クラブでは赤のマウスピースを着用していたときもある。マウスピースは、屈強な相手にも負けない中盤のファイターの活躍を助けている。
フットボールチャンネル編集部