アジアカップで白星発進に成功した日本代表 (C)Getty images

【アジアカップニュース】公益財団法人日本サッカー協会（JFA）の公式YouTubeチャンネル『JFATV』は1月16日、『AFCアジアカップカタール2023』を戦っている日本代表の様子を紹介した。 4年に1回開催されるアジアカップが、日本時間2024年1月12日の深夜に開幕した。 日本代表は、1月14日に行われたグループステージ第1節のベトナム代表戦で一時逆転を許したものの、最終的に4-2で勝利。3大会ぶり5度目の優勝へ向けて白星スタートを切った。 『JFATV』は、「Team Cam vol.03｜アジアカップ初戦ベトナム代表戦の舞台裏｜AFC Asian Cup Qatar 2023 ｜SAMURAI BLUE」と題した動画を公開。アジアカップ初戦に臨んだ日本代表の様子を紹介している。 日本では、元日に発生した能登半島地震で多くの方が亡くなり、建物が甚大な被害を受けた。FW三笘薫（ブライトン／イングランド）は「今も苦しい思いをしている方々がいる」と被災地に気持ちを寄せ、「僕たちにできることは優勝して元気を届けること」と決意をにじませた。なお、日本代表は亡くなられた方への哀悼の意を表して腕に喪章を巻いてベトナム代表戦へと臨み、試合終了後には「#被災地に力を」と書かれたバナーを選手が持ってピッチを一周。被災地へ励ましのメッセージを送っている。 アジアカップ初戦は、難しい試合展開となった。日本代表は前半11分にFW南野拓実が先制弾をマークするも、その後セットプレーから2失点。かつて日本代表を率いたフィリップ・トルシエ監督率いるベトナム代表に逆転を許す。だが、底力を見せた日本代表は、南野とFW中村敬斗のゴールで前半のうちに1点リードを奪い、ハーフタイムへ。ロッカールームでは、森保一監督が「ボールを動かすこと」「球際で相手より上回ること」の意識づけを行った。また、負傷の影響によりベトナム代表戦を欠場した三笘が、出場選手たちに積極的に声をかけている姿もカメラに捉えられていた。 後半、日本代表はFW上田綺世がダメ押しゴールを決め、4-2でベトナム代表に勝利。重要な勝ち点3を獲得した。試合後、森保監督はピッチ上で選手たちに「次に向けてもう戦いは始まっているので、準備していきましょう」と、チームを引き締めた。 日本代表は、1月19日に第2節・イラク代表戦、1月24日に第3節・インドネシア代表戦を控えている。