岡山市が建設を予定している新アリーナについてです。在り方を決める検討会議の3回目の会合が開かれコンサート利用時の客席数を7000～8000席程度として計画を進める方針がまとまりました。 【写真を見る】岡山市の新アリーナ整備検討会議第3回　コンサート利用時の客席数を7000～8000席程度として計画を進める方針 会議は地元経済界やスポーツクラブの代表など有識者が参加して行われました。 （大森雅夫岡山市長） 「まずは規模感が確定しないとこれから動けないということもありますので、今日は忌憚のないご意見をお願いしたいと思います」 市が委託したコンサルタント会社が県外のイベントプロモーターからのヒアリングを基に算出した新アリーナの最適な規模を発表しました最大収容人数は1万人、コンサート利用時には7000から8000席程度が収支のバランス上望ましいということです これに対し出席者からは、「実数に基づいた具体的な試算がほしい」「それだけの席数を埋められるアーティストがどれくらいいるのか」などといった意見が出されました。 （松田久 商工会議所会頭） 「マックスの時いくらという話なので、経常時にどれくらい入るかということで考えないといけない面もあると思います。たちまち運用で赤字が出るということになってしまうと非常に尾を引く話になるので」 市はひとまずはこの規模を想定して計画を前に進めるとしています。 （大森雅夫岡山市長） 「運営をしていく体制をどうするか。具体的な採算の数字ですよね。そういったものをこれから出していくということになると思います。」 今後は企業版ふるさと納税なども活用して経済界からの支援も取り付けたい考えです。次回の検討会議は来月（12月）下旬に行われる予定です。