介護福祉の成果発表 宇都宮
介護の現場について知ってもらおうと施設で働く職員たちが30日、日ごろの仕事について地域の人たちに発表しました。 この発表会は、特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人の「朝日会」が毎年開いているものです。 会場となった宇都宮市立南図書館の大ホールには、地域住民およそ300人が集まりました。 11回目となったことしは、現状に満足せずより良い介護に挑戦していこうと、発表会のメインテーマを「挑戦~未来へのチャレンジ~」とし、職員たちが1年間の成果を発表しました。 このうち在宅部門では、地域包括ケアシステムについて劇にして紹介しました。ひとり暮らしをしている認知症の女性が、初めは施設の利用を渋っていたものの、周りの勧めで訪問介護や在宅診療、ショートステイなどを利用して自宅で暮らせるようになる姿を発表しました。 会場に集まった地域の人たちは、介護が必要になったときの参考にしようと熱心に耳を傾けていました。
とちぎテレビ