次の髪色の参考に♡ 2024年に絶対流行るヘアカラー3選を大予測!
占いの結果にはかなり懐疑的な私たちでも、ヘアスタイリスト、トム・スミスの先見の明は信用できる。 【写真】BLACKPINKロゼやビリー・アイリッシュなど、ブロンドヘアにして一気に垢ぬけたセレブ達 業界人の中では“ヘア占い師”として有名なトムは、「Evo」のインターナショナル・クリエイティブ・ディレクターで、毎度恐ろしいほど的確に次なるヘアトレンドを予測する。そんな彼は、2024年のトレンドカラーをどんな風に予測しているのだろう? 今年、人気になると彼が予測する3つのキーカラーを教えてもらった。さらに、理想的な色の実現法や新鮮さを保つメンテナンス法も説明。サロンに行く前に、必ずこれを読んで!
バーガンディ・ブルネット
今年もやはり、王道ブルネット(ブラウン)は主役級の存在感を見せるだろうとトムは予測。ニュートラルなブラウンはいつの時代も人気が高いが、今年はより温かみのあるゴールデンブラウンや、少し赤みのあるバーガンディ・ブラウンが良いかもしれない。キャットウォーク、ハイストリート、SNS...至る所でこういったブルネットカラーを見ることになるだろう。 ほんのり赤みのあるブラウンは、ニュートラルなブラウンのベースに深みのあるマホガニーを組み合わせていて、様々なタイプの人に馴染みやすく、試しやすいカラーだ。この色は「深みや輝き、ツヤが魅力で、光が当たるとレッドのトーンが映えますね」。たとえば例えば、アン・ハサウェイがいいお手本。 もし、もう少しスパイスの効いた攻めカラーにしたいのよね、という人には下記で紹介するビリー・パイパーのレッド・ブルネットを参考に。かなり深みとコクがあるカラーで、一味違った魅力をかもしだしてくれる。
クリスタル・クリア
プラチナ・ブロンドの新バージョン。「ゴールドでもシルバーでもなく、中間色のクリーミーなトーンで、クリスタルのような透明感がある色」と、トム。 このクリスタル・クリアの最も厄介な点は、とにかくお金も時間もかかること。誤魔化しがきかないこのカラーを究極に美しく作り出すために大事なのは、ほとんどブリーチの工程にかかっている。つまりこれはセルフでやるべきではなく、プロに任せるべきカラーだ。「このカラーを担当する美容師は、髪の明るさだけでなく、同時に髪の清潔感も高めなければならない。色が明るくなったところで土台の髪が痛んでいては、クリスタルのような仕上がりにはならないから。トーンの調節を最低限にして、このクリーミーで透明感ある色に仕上げることが大事」。 トムはまた、サロンに行く間も自分でケアすることを強く勧める。「紫シャンプーは髪に黄味が出ないようにするのに大いに役立ちますが、パープルの色が残らないよう、時々使う程度にするのが重要。色調を覆ってしまうリスクがあるので、2度洗いのうちの1回目のシャンプーとして使用して、過剰な分を(2度目で)取り除くようにしましょう」 白髪やグレーヘアの人は、最初のブロンドにする工程が省けるので、この色はいいチョイスだ。「根元が伸びてきても、クリスタルクリアなトーンともともとの髪の色の境界がそれほど目立たないので、維持する手間が少なくてすみます」と、トム。