メッシは「来た」が明日試合に「出る」かは「まだ分からない」
「Inter Miami in Tokyo 2024」でヴィッセル神戸と対戦
2023シーズンのJ1リーグ王者ヴィッセル神戸とアメリカメジャーリーグサッカー(MLS)に所属する「インテル・マイアミCF」がプレシーズンマッチで対戦する「Inter Miami in Tokyo 2024」(2月7日、東京・国立競技場)の前日会見が2月6日、都内で開催された。 「『来ない』はない」をキャッチフレーズとしたこの試合、会見には当初、共同オーナーのデヴィット・ベッカム氏ほか複数の選手が登壇予定だったが現れたのはリオネル・メッシのみ。 今回のインテル・マイアミのアジアツアーでメッシは4日に香港で行われた香港リーグ選抜との親善試合で出場せず物議を醸したのだが、そうなると7日の試合に出場できるのかは気になるところ。 会見では出場の可否と欠場の要因となった太腿の具合について質問が飛んだ。メッシは「2つ目の質問から答えたいと思います。本当に運が悪かったと思います。サウジアラビアでの1試合目で内転筋に違和感がありました。2試合目にはその状態を見るために終盤で少しプレー。MRIを撮った結果はケガではなかったけれど違和感は続いていて、香港では多くの人に集まっていただいたのでプレーしたかったけれど残念ながら難しいとなった。こういうことはサッカーにはつきもの、どんな試合でも起こりうるけれども、長旅を経て、香港では楽しみにしてくださっていた方もたくさんいたので次、なんらかの機会を設けて香港でプレーしたい」とまずは香港での欠場の経緯を説明した。
そして「明日出場できるかは午後の練習でコンディションを確認して改めて。ここ数日に比べると良くなってきているけれど、まだ明日プレーできるか分からないが、良くなってきている感触はあります」と出場については明言は避けた。 また日本の印象については「これまでにも何度かFCバルセロナや、PSG、アルゼンチン代表で日本に来ています。そのたびに日本の皆さんには温かく特別に迎えてもらっているので、この国に戻ってこられてうれしく思っています」と語った。 対戦相手の神戸の印象を問われた際には「イニエスタが所属していたので、彼がどうしているのか?というのが気になって試合結果をニュースで見たりもしていた。直近のJリーグの王者で手強いとは分かってる。私たちにとっては準備の大事な機会。今回、非常に長いツアーで時差の影響も大きいが、明日の試合ではベストを尽くし、何らかの成長を遂げて、2月16日開幕のリーグ戦に向けて、何らかのプラスを得られるように、ベストを尽くしたいと思う」とMLSの開幕戦を見据える発言もした。