木村拓哉 元SMAP4人がフジ“復活”のなか“置き去り”に…ドラマ撮影は延期のまま、解散騒動から尾を引く“孤立”
8月17日、毎年恒例となっているオムニバス形式のホラーエンターテインメント『ほんとにあった怖い話 25周年スペシャル(ほん怖)』(フジテレビ系)が放送された。稲垣吾郎がストーリテラーを務める人気シリーズだが、今回はうれしいサプライズがあった。 【写真あり】上川隆也175cm、キムタク176cm…あれっ?? 「香取慎吾さんが出演したんです。香取さんは大のお化け嫌いとあって、今回が『ほん怖』初出演。番組の構成上、稲垣さんと香取さんが絡むことはありませんでしたが、元SMAPで現『新しい地図』2人の組み合わせを、喜ぶファンも多かったです」(芸能記者) 2016年にSMAPが解散してから8年ーー。メンバーはそれぞれの得意分野で活躍しているものの、再結成を夢見るファンも決して少なくない。そんななか、最近、ちょっとした“奇跡”が起きて……。 「元SMAPのうち、4人のフジテレビ出演が続いているんです。8月15日に、草彅剛さんがバラエティ番組『大相撲部屋対抗! 大食い&歌うまバトル』でMCを務めました。草彅さんが同局のバラエティ番組でMCを務めるのは、2016年4月の『草彅剛のがんばった大賞』以来、8年4カ月ぶり。中居正広さんも、2023年4月からトークバラエティ番組『だれかtoなかい』でMCを務めています。稲垣さんと香取さんの『ほん怖』といい、運命的なものを感じますよ」(前出・芸能記者) SMAPといえば、1996年から2016年まで放送された冠番組『SMAP×SMAP』を筆頭に、フジテレビとは“深い仲”だ。グループ解散後、稲垣、草彅、香取が地上波から姿を消した時期もあったが、フジテレビに“復帰”し始めている。SMAPの5人が“お台場”に集う日がやってくるのか。 「しかしひとりだけ、むしろ距離が生まれてしまった人がいます。それが木村拓哉さんです。2023年9月、フジテレビの定例社長会見で、木村さん主演の『教場』スペシャルドラマの制作が延期になっていたことが明かされました。番組制作上のトラブルが原因とのことでしたが、当時、旧ジャニーズ事務所(現・STARTO ENTERTAINMENT)の性加害問題が大きな話題になっていたため、スポンサー撤退が理由ではないかと噂されました。これ以降、木村さんは『教場』はもちろん、フジ系の連続ドラマに出演していません」(芸能事務所関係者) 『教場』は2020年と2021年に新春ドラマスペシャルで放送され、2023年4月には連続ドラマ『風間公親-教場0-』で、木村演じる主人公・風間公親の過去が描かれた。撮影延期から1年経つが、現在も続編に関する発表はない。時計の針が止まっているのには、ある裏事情があるという。 「フジテレビは、2024年に撮影を再開することも考えていました。ただ、木村さんのスケジュールがなかなか確保できないようです。1月から3月は、パリで映画『グランメゾン・パリ』の撮影、3月から6月はドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)の撮影が入っていました。9月から12月はライブツアーもおこなわれるので、年内の撮影は難しいと思います。このままだと、元SMAPの4人がフジテレビで活躍するなか、木村さんひとりだけ距離ができたままになってしまいます。こうした構図は、解散騒動の際にメンバーのなかで唯一、徹底的に旧ジャニーズ側に立った木村さんの立場を連想させます。ただ、性加害問題で、かつてのジャニーズ帝国は崩壊しました。木村さんも、より自由に身動きの取れる立場になったはず。メンバーにもっと歩み寄ることもできるとは思うのですが……」(前出・芸能プロ関係者) もう一度、5人がフジテレビで“オリジナルスマイル”を浮かべる姿は見られるか──。