窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中
窪田正孝(36=写真)主演のNHK連ドラ「宙(そら)わたる教室」(火曜夜10時ほか)。ドラマ視聴中に思わず涙してしまう視聴者が多いようで、レビューを見ても《毎回泣かされる》《心に刺さるものがある》などなど、とにかく好評である。レビューサービスFilmarksでの評価も5点満点で4.2(14日現在)と、秋ドラマの中ではトップクラスだ。 【写真】「宙(そら)わたる教室」に出演中の伊東蒼 「そもそも、第70回青少年読書感想文全国コンクール課題図書にも選ばれている伊与原新さんの原作小説が素晴らしい。原作の良さを損なうことなく丁寧にドラマ化しているのはさすがNHK。窪田さんの演技は大げさなところがまったくなく、まるでどこにでもいる人のような親しみやすさを感じさせる。『宙わたる教室』の藤竹先生役も、そんな窪田さんの持ち味がぴったりとハマっています」(エンタメ誌編集者) 藤竹先生は東京・新宿にある定時制高校の理科教師。さまざまな事情を抱えながら教室にやってくる年代がバラバラな生徒たちを、理科を通して学ぶ面白さを見つけられるよう導いていく。少しミステリアス、でもひょうひょうともしている。かと思えば、どんな生徒にも粘り強く接する。文句なく窪田の当たり役となりそうだ。 さらに「定時制高校の生徒たちも演技派揃いなので見応えがあります」と芸能ライターのエリザベス松本氏がこう続ける。 「すでに演技派として世間から認知されているイッセー尾形さん、伊東蒼さんはもちろんですが、その一方で、元不良で金髪の柳田を演じる小林虎之介さんや、フィリピン人の母と日本人の父を持つアンジェラを演じるガウさんなど、まだ世間に広く知られていない俳優さんたちの演技が光っているのがいい」 柳田は常に周囲を威嚇し、斜に構えた態度を取る。が、回を重ねるごとに学ぶこと、そして実験に夢中になっていく。視聴者からも《柳田役の人、演技うまい》《引き込まれる》などの声が多く出ている小林虎之介(26)は、まさに《こんな俳優、今までどこに?》と言いたくなるような逸材だ。 「小林さんといえば、昨年のTBS日曜劇場『下剋上球児』にキャッチャーの日沖役で出演していました。黒髪、坊主、ユニフォームが印象的でしたから、今回の柳田はまったく別人に見えますよね。俳優デビューが2021年なので、出演作品数自体はそう多くありません。それでも、あの名優のイッセー尾形さんとやり合っても引けを取らない演技を見せているのは、頼もしい限り。今後、主演を張れるような演技力の持ち主だと思います」(前出のエリザベス松本氏) ある女性誌編集者も「最初こそ窪田さん目当てで見ていましたけど、回を重ねるごとに小林さんに魅了されています。私の周囲でも“虎之介ファン”が増えている。《妻夫木聡さんに似ている》という声もネット上にありますが、言われてみれば確かに……でも、妻夫木さんよりもう少しどこか影があるのが小林さんの魅力かなと。ドラマ内で実験の場になると目がキラキラと光を放つ。あの強い目力は小林さんの役者としての武器ですね」と話す。 小林人気は主演を超えつつあるか。肝心のストーリーは、藤竹先生が顧問を務める科学部のメンバーが「火星のクレーター」を実験で再現し、学会発表に挑むことが今後のメインとなるようだが……。 「藤竹先生も生徒たちも“事情”を抱えているようなので、すんなりとお話が進むかどうか。一視聴者としては《どうか成功させてあげて》と早くも祈る思いです。生徒役の俳優さんたちが皆、魅力的だから、もう完全にドラマの世界に入り込んで、前のめりで見てしまっています」と前出のエリザベス松本氏は笑う。 「宙わたる教室」は全10話で、残り4回。ここからも毎回泣かされることを覚悟で視聴することになりそうだ。 ◇ ◇ ◇ 窪田正孝は妻・水川あさみ(41)との“関係”も話題になりがちだ。関連記事『【もっと読む】窪田正孝が主演俳優そっちのけで暴走! “スピ認定”報道否定も《自分で言っちゃうのヤバい》とファン失望』では、気になる夫婦関係について分析している。