宇野昌磨、現役引退に先輩・後輩らからエール!高橋大輔「未来は変わる。見守りたい」浅田真央「新たなステージ、楽しみ」
現役引退を発表したフィギュアスケート・宇野昌磨。 数々の実績を残し、フィギュア界の一時代を築いた宇野の引退は、大きな影響を与えた。 【写真を見る】3月の世界選手権で鍵山優真とハグする宇野昌磨 全日本選手権や世界選手権で表彰台を争った鍵山優真、宇野が憧れ続けた高橋大輔さん、フィギュアスケートの世界へと導いた浅田真央さん、5歳の頃から宇野を見守った山田満知子コーチ、同じ中京大学のリンクで切磋琢磨した山本草太からメッセージが寄せられた。
期待のエース、鍵山優真
次期エースとして大きな期待が寄せられている鍵山優真は、宇野の引退について、さみしい気持ちもありながら「宇野選手のスケートをプロとして見られることがすごく楽しみ」と宇野のこれからの活躍に期待を寄せた。 「僕としてはすごく寂しい気持ちや、もっともっと全日本や世界の舞台で戦いたかったなという思いもあって。 でも僕には僕の、しっかりとした目標があるので、そこを忘れずに、もっともっと僕にはやるべきことがたくさんある。 来年のミラノオリンピックなど、まずは今シーズンの全日本選手権、(グランプリ)ファイナル、世界選手権でも優勝を狙える演技ができるように、そこを目指して頑張りたい」 3月の世界選手権が終わった後に、宇野から引退を告げられたという鍵山。 これからのスケート界をけん引する立場になった。 「今の僕には宇野さんや羽生(結弦)さんのような、絶対的に日本を任せられるような安心感みたいなものはまだそんなにないと思う。 もっともっと試合をたくさん経験して、貫禄やオーラ、そういうものを身につけていけたら。 でも日本には僕だけじゃなくて、本当に強力なライバル、仲間がたくさんいるので、そこも含めて今の日本は全体的に強くいられるんじゃないかな」 そんな鍵山は、3月の世界選手権の舞台でイリア・マリニンやアダム・シャオ イム ファらの演技を受けて奮起。 「世界のトップと戦えるような自信や技術を身につけていきたい」と来季への意気込みを語った。