「飛ばない」バットでホームラン…ヤクルトから2位指名の高校生・モイセエフ選手が活躍誓う
プロ野球のドラフト会議で、ヤクルトから2位指名を受けた豊川高校のモイセエフ・ニキータ選手(17)が31日、同校野球部の長谷川裕記監督らとともに、豊川市の竹本幸夫市長を訪問し、プロでの活躍を誓った。 モイセエフ選手は身長1メートル82、体重87キロ、左投げ左打ち。小学1年生の時、3歳上の兄の影響で野球を始め、6年生の時には東海ボーイズ小学部で日本一に輝いた。同校では1年生からベンチ入りし、高校通算18本塁打の成績を残した。今春のセンバツでは、「飛ばない」新基準バットで大会第1号も放っている。 竹本市長は「豊川高校出身ということで、しっかり応援していきたい」と笑顔で激励。モイセエフ選手は「高い順位で驚いている。期待に沿えるような結果を出し、豊川高校という名を背負って頑張っていきたい」と抱負を述べた。