「高貴な女性という感じ」愛子さま、那須休暇を大満喫のなか一般客が感動した“神対応”
美術館でのイベントは恒例行事に
ステンドグラス美術館での“イベント”は、ご一家にとって恒例行事となっている。 「'17年に、ご一家が那須に滞在された際、地元高校の合唱部がお三方にステンドグラス美術館で合唱を披露しました。それ以降、同美術館を訪問される際は地元の学生による合唱会などが催されるようになったのです」(前出・皇室ジャーナリスト、以下同) 連休明けの17日は、『那須どうぶつ王国』を訪問された。 「動物好きなご一家は、那須でのご静養のたび、どうぶつ王国へ足を運ばれています。過去には、学習院初等科時代、愛子さまと同級生だった男の子と、そのご家族とで来園されたこともありました」 今回は、ご友人らの姿はなく、家族水入らずでどうぶつ王国を楽しまれた。お昼前に来園されたご一家は、スナネコやライチョウなどの絶滅危惧種の動物に会うことができる『保全の森』を見学された。 「建物の出口前には、ご一家のお姿をひと目見ようと、大勢の来園者が集まっていました。お三方は見学が終わり、建物から出てくると、私たちに笑顔で手を振ってくださったんです」(来園していた女性) 昼食を召し上がった後は、バードショーの会場へ。 「午後2時半から始まったショーをご覧になっておられました。観客の頭上スレスレを、さまざまな鳥が滑空していくのですが、ご一家の頭上にも鳥が飛んでいて、“ぶつかるのでは”とひやひやしました。ですが、とても楽しそうなご様子で、鳥が頭上を通るたび、ご家族で顔を見合わせては、なにかお話しされていて。仲がよろしいのだなと思いました」(バードショーを観賞した来園者) ショーが終わると、職員から説明を受けながら、さまざまな動物をご覧になられた。
動物に慣れている愛子さま
「バードショーの会場からほど近い、羊や馬のコーナーを見学されているのを見かけました。かなり大きく、顔の黒い羊を、愛子さまは躊躇なく撫でておられて少し驚きました。それから、馬と触れ合われる場面も拝見したのですが、すごく動物に慣れておられるのだなと感じました」(来園していた男性、以下同) その後はラクダに乗るアクティビティを体験された。 「ラクダは1人乗りだったので、おひとりずつライドアクティビティを体験されていました。ラクダに乗った愛子さまに手を振ると、手綱から片手を離し、笑顔で手を振り返してくださいました。そのお姿はまさに高貴な女性という感じで、周囲にいた一般客への神対応に感動しました」 愛子さまは、過去にもこのアクティビティを体験されており、どうぶつ王国で楽しみにされていることの1つのようだ。ご一家にラクダの説明をした飼育員はこう振り返る。 「ラクダは日によって機嫌の良しあしが変化するんです。機嫌が悪いときはとても天皇家の方々を乗せられませんが、この日はすごく機嫌が良くて、安心して乗っていただけました。ラクダの毛は意外にもやわらかいのですが、アクティビティを体験された愛子さまも“温かいですね”“かわいい”と絶賛しておられました」 その後、ジャガーやコツメカワウソなどの湿地帯にすむ動物を展示する『ウェットランド』を見学され、閉園から30分ほど過ぎた午後6時ごろ、帰路につかれたという。6時間にも及ぶ動物たちとの触れ合いは、愛子さまの日々の疲れを癒したことだろう。 「愛子さまは、能登半島地震の被災地お見舞いのため、9月下旬に1泊2日で石川県を訪問されます。愛子さまにとって初の単独での被災地訪問ですから、緊張なさっていることと拝察いたします。那須から東京へ戻られてからは、その準備に追われ、赤十字社での職務と併せ、多忙な日々を送られることでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト) 愛子さまなら、この夏休みを糧に大仕事を乗り越えられることだろう。