Kitasatoと書いて「キタザト」?新千円札の北里柴三郎の読み方は
熊本朝日放送
3日に発行された新紙幣。新千円札の肖像は、北里柴三郎博士です。 2019年に新紙幣の発行を発表した当時の麻生太郎財務大臣は「キタサト シバサブロウ」と発音。全国のニュースでも「キタサト」と報じられました。 東京都にある北里研究所によると、柴三郎博士がドイツ留学の際に「キタザト」と呼んでもらうために「Kitasato」と書いたそうです。 ドイツ語で「ZA」はツァの発音になってしまうためで、これがきっかけで、英語圏でも「キタサト」と発音されるようになりました。 一方、出身地の熊本県小国町にある北里柴三郎記念館は、施設名やパンフレットに「Kitazato」と表記。柴三郎博士のひ孫にあたる北里英郎館長も「キタザト」さんだそうです。 ちなみに、生家がある地域は、小国町北里。読み方は「キタザト」で、熊本県には北里さんも多くいらっしゃいます。