「ゼクシオ13」と「オノフAKA」を試打! やさしく飛ばせる理由を探った【最新アイアンの魅力①】
オノフAKA:大きなヘッドだがバランスがよく振り遅れない
試打シャフト●NS.PRO 950GH neo(S) 7番ロフト角●28度 重量●411グラム 長さ●37.25 インチ 「ソールのフェース側が少し落とされて、程よいバウンス効果を感じます。それによって、ヘッドが大きくてもソールが突っかかりづらいし、ハンドファーストに当たっても抜けてくれる。やさしさの味付けがたまりません」(勝又) 【計測結果】 キャリー●189.6Y 総距離●198.4Y 初速●57.6m/s 打ち出し角●17.7度 スピン量●4322rpm 高さ●34.4Y ※1Wのヘッドスピードが50m/sほどの勝又プロが自身のHSで打ったとき 3月9日発売予定の最新作「オノフAKA」のアイアンをさっそくテスト。 「ヘッドが大きいのでやさしいイメージがあるし、そのわりには程よいグースでクセがない顔つきです。トウ-ヒールが長いからか、構えたときにロフトがそれほど立って見えません。でも、打ってみるとトータルで200y近く飛ぶ。ヤバいですね(笑)」 やさしくて飛ぶアイアンというと、打感がカチンとしたり、音が高過ぎたりしがちだが「コレは打感が硬くないし品のいい高音。それなのに飛んでるんです」と言う。 「大きいヘッドのアイアンは振り遅れやすかったりするものですが、このモデルはクラブ重量の割にヘッドが軽いのか、シャフトの性能もあって振りやすく、モタつかなくてスクエアに戻りやすい。トータル的なやさしさを感じますね」 TEXT/Satoru Niida PHOTO/Tomoya Nomura、Akira Kato THNAKS/GOLF PLACE ※総重量は編集部調べ ※週刊ゴルフダイジェスト2024年2月27日&3月5日合併号「やさしいアイアン研究室」より一部抜粋
週刊ゴルフダイジェスト