<高校野球>24年ぶり出場の浦和実、初戦は26日「一球への執念を見せたい」 5年ぶり5度目の西武台は27日、関東の強豪たちに挑む 秋季関東大会、組み合わせ決まる 対戦相手は
来春の第97回選抜高校野球大会出場校の選考材料となる第77回秋季関東高校野球大会(26~29日、11月2、3日・神奈川)の組み合わせ抽選会が11日、東京都内で行われ、出場15校の対戦相手が決まった。 秋季関東大会の組み合わせ 秋季県大会で創部以来初の優勝を決め24年ぶり3度目出場の浦和実は、26日の1回戦で宇都宮工(栃木2位)と対戦する(13時・サーティーフォー保土ケ谷)。県準優勝で5年ぶり5度目出場の西武台は、27日の1回戦で千葉黎明(1位)とぶつかる(12時30分・サーティーフォー保土ケ谷)。 浦和実は初、西武台は1988年の初出場以来、2度目の選抜大会出場を目指す。 ■気持ち高まる/浦和実 24年ぶりの関東出場を決めた浦和実の初戦の相手は宇都宮工に決まった。小野主将は「挑戦者として挑む関東大会で一球への執念を見せつけたい」と、県大会で見せた相手の隙を突く細かな野球を次の舞台でも披露するつもりだ。 県大会初制覇を達成し、チームの中で悲願の甲子園出場への気持ちが高まり練習への熱が増している。「甲子園は目の前。手の届くところに来ているのでチャンスを逃さず、一球一球丁寧にいきたい」と主将の目は闘志がみなぎっていた。 ■一戦必勝で臨む/西武台 終盤でのしぶとい戦いぶりで県準優勝に輝き、5年ぶりの関東出場を決めた西武台は1回戦で千葉黎明と争う。金主将は「不屈の精神と武台魂で、一戦必勝で戦いたい」と気を引き締めた。 県決勝で浦和実に敗れ、課題を再確認。関東大会に向け、低い打球の徹底を意識し打球方向や高さを明確に決めて練習に打ち込んでいる。「つないでつないでの野球が自分たちの武器。粘り強い守備と攻撃を見せたい」と36年ぶりの甲子園出場を目標に、関東の強豪たちに挑みに行く。
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