【漫画】小学生の時に描いた絵を先生に塗りつぶされた…苦い思い出を抱えながら幼馴染とコミティアに参加する主人公の話に「涙でそう」「尊さが溢れる」と反響
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、みやさんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「青色のうさぎ」だ。6月13日時点で9500以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。今回は作者のみやさんに制作の背景を伺った。 【漫画】幼馴染とコミティアに参加!思わずウルっとくるリアルな現代劇に「めっちゃ良い」「語彙力が溶けてしまう」の声 ■幼馴染からの誘いで漫画誌即売会の「コミティア」に参加することに ある日、主人公ののぞみの元にかかってきた1本の電話。相手は幼馴染のはるちゃんだった。 はるちゃんから「今度わたしと東京のコミティアに出ない?」と誘われ、小学生時代にはるちゃんと一緒に漫画を描いていたことを思い出す。 はるちゃんは絵が上手かったので、のぞみはアイデアで勝負していた。 ある日、「学校で飼育している動物」がお題で行われた絵画コンクール。七面鳥は難しそうだからとみんなが避けていたのに、はるちゃんだけは七面鳥を描いていた。 一方で、うさぎを描いたのぞみ。ふと、はるちゃんが青色のワンピースをよく着ていることに気付き、はるちゃんの好きな青色でうさぎを描くことにした。 しかし、先生に「うさぎって青色ですか?」と尋ねられ、「学校で飼いゆううさぎは茶色と白色です。青色じゃないですよね」と、その場で先生の手によって塗りつぶされてしまう。 「絶対はるちゃんが金賞よ」みんながそう思っている中、金賞をとったのはまさかののぞみだった。 そんな過去の苦い思い出を思い出しながらものぞみは『青色のうさぎ』という漫画を描いてコミティアに参加する。 思わずウルっとしてしまうストーリーに注目だ。 実際に漫画を読んだ人達からは「めっちゃ良い」「語彙力が溶けてしまう」「引き込まれるってこういうことを言うんだな」「涙でそう」「響きました」「尊さが溢れる」と、いった声があがっている。 今回は、作者・みやさんに『青色のうさぎ』の制作について話を伺った。 ■作者・みやさんの創作背景とこだわり ――「青色のうさぎ」を創作したきっかけや理由があればお教えください。 一緒にコミティアに出ていた友達が土佐弁で喋っていたのが可愛らしいなと思ったので、高知の女の子を主人公にして身近なテーマで描こうと思いました。 ――「青色のうさぎ」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントはありますか? 土佐弁を文字に起こすと聞き慣れてない人には少し伝わりづらい部分もあるかと思いましたが、できるだけ方言のままで伝わりやすい言い方ができないか友達も一緒に考えてくれたので、そこが1番こだわった点です。 ――今作で特にお気に入りのシーンやセリフがあれば理由と共にお教えください。 先生に塗りつぶされたうさぎの絵がお気に入りです。うさぎ自身もちょっと怒ってるように見えて可愛いと思っています。 ――普段、ストーリー設定やキャラクター設定はどんな所から着想を得ることが多いですか? 自分が経験して面白かったことから話を膨らませることが多いです。 ――みやさんの今後の展望や目標をお教えください。 健康に気をつけて心身共に健やかに描けたらいいなと思っています。 ――最後にみやさんの作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。 感想やいいねをいただいたり、ブースに買いに来てくださってるのを見ていつも元気をもらっています。また気が向いたら読んでもらえると嬉しいです。