犬飼貴丈&児嶋一哉“いぬこじ”はアングラで細々やっていきたい!「あまりフィーチャーしないで(笑)」
番組での共演をきっかけに“いぬこじ”の愛称で呼ばれている犬飼貴丈さんとアンジャッシュ・児嶋一哉さん。2人の息の合ったボケとツッコミは、ファンの間で注目され、人気が高まっています。 【写真】すっかり“コンビ”のような犬飼貴丈&児嶋一哉 俳優と芸人という違うフィールドで活躍する2人の、“いぬこじ”としての今後の展望、そして個人としての野望を聞きました。
「世界的ムーブメントを起こす!」という目標の真相
──犬飼さんは昨年末、「“いぬこじ”で世界的ムーブメントを起こす」と2024年の目標を発表していました。 犬飼:本音をいえば、“いぬこじ”はアンダーグラウンドで熱狂的なファンがいるような、細々とやっていくのが理想なんですよね。 僕としては、ぬるま湯に浸かっているような心地よさが“いぬこじ”の良さかなと思っているので。 児嶋:ほのぼのとした感じね。 ──世界は目指していないのですね(笑)。 犬飼:そうですね。相方も年齢的に今から「世界目指すぞ!」なんてモチベーションを持てないと思いますし(笑)。 児嶋:細々と、今ぐらいの感じでいたいよね。取材していただいて申し訳ないですが、あまりフィーチャーしないでください(笑)。 犬飼:裏でコソコソやっていたいので。でっかい石をめくったら、小さい虫がいっぱい出てくることあるじゃないですか。その感じでいいんです。 児嶋:…伝わりづらいわ! 犬飼:“知る人ぞ知る”みたいな心地よさがいいですよね。
犬飼貴丈の30代の目標、児嶋一哉の50代の野望
──犬飼さんは6月に30代に突入しますが、20代のうちにやっておきたいこと、30代になったらやりたいことはありますか? 犬飼:20代のうちは与えてもらったことを全力でやろうと思って突き進んできました。30代になってからは自分のやりたいことも精力的にやっていきたいなと思っていて…。 児嶋:何をやりたいの? 犬飼:僕、学生時代からバンドをやっていて、ミュージシャンになろうと思って東京に出てきたんです。でも今、俳優をやっている感じで。 もちろん俳優も本気でやっていますが、今こうやってバラエティにも出させていただいて、いろいろな仕事をするなかの一つとして、音楽もやっていけるといいなと思っています。 児嶋:いいね。犬飼くんはいつも一生懸命だから、今のまま自分らしくいたらいいよ。 ──児嶋さんは、50代の野望はありますか? 児嶋:野望ってほどじゃないけど…腰を治したいです。腰が痛くて。バラエティ的なノリはどうしてもやりたくなっちゃって、でも、腰を痛めたなと気づいた後、本番中でもちょっとテンションが下がっちゃうこともあるんだけど(笑)。 犬飼:面倒くさいですね(笑)。 児嶋:だから、月並みですけど50代は健康にも気をつけたいです。 犬飼:大事ですね。 児嶋:これからもバラエティをいっぱいやっていきたいので。 ──今後、2人でやってみたいことはありますか? 犬飼:JUNONとか、そういう雑誌に出ていただきたい。 児嶋:俺が!? 犬飼:一緒に。ファッション誌でもいいですね。児嶋さんはスタイルがいいから、いろいろな服が似合うと思うし。 児嶋:スタイル良くないと思うけど…(その気になって)そう? 犬飼:はい! 児嶋:いける? 犬飼:もちろんです。JUNONは結構芸人さんも出ていますし…どうですか? 児嶋:それは芸人がかっこつけてるっていう面白さでしょ? 犬飼:面白さを求めているわけじゃなくて、ちゃんとその人自身を深掘りするページがあるんです。“いぬこじ”でJUNONに載るってよくないですか? 児嶋:…どうしても、あとでネタになりそうっていう、ちょっといやらしい発想になっちゃうけど(笑)。 犬飼:ははは(笑)。そういうところに出て行って、地味にじわじわと、シミみたいに“いぬこじ”を浸透させていって…。 児嶋:消えないシミね(笑)。 犬飼:ちょっとずつ広がっていくシミみたいな売れ方をしたいです(笑)。 児嶋:嫌な売れ方だな(笑)。